(この本はshige1966 さんの日記で知った知った)
このヒルに絞った内容の本は小学生達による活動(研究)内容を纏めヤマケイが出版したものだった。私が良く鈴鹿に通っていた頃、ヒルは木からも落ちてくるので上も注意しなければと言う人達もいた。でも木に登っているヒルなど見た事も無かったし、ヒルを木に放っても一匹たりとも登ったヒルはいなかった。それだけでもかなりマユツバだとは思っていた。
兎に角呼んでみると中々面白い内容だった。私が日頃感じているヒルとのふれあいを肯定する内容が主だったが、一つだけ、なる程そうなんだと思う事があった。
それは山歩きの際、長靴を履いているとヒルに噛まれる事の無い事だった。勿論、長靴の外側を這っている時にお帰り願う事もあるが、不思議な事に何匹かは長靴の中でおとなしくなっている事だった。これだけはずっと何故なんだ?と不思議に思っていた。
本の中で出て来た”モミモミ効果”と言う事だった。
ヒルを捕まえて指でモミモミするとおとなしきなると言う現象だ。小学生達が色々実験する中で発見したのだ。私の体験から考えると、長靴の中でズボンの裾は上下する。これが長靴の内側との間で擦れる感じになる。これが指でヒルをモミモミするのと同じ効果を発揮するのだろう。いや、そうに違いない。
たいていの場合、車に帰って長靴を脱ぐとズボンの裾辺りに数匹のヒルが丸まっておとなしくしている。そのまま放置していると、やがて動き始める。今までに数回、油断してズボンの裾をチェックしないまま車に乗り込み運転していたら足を噛まれた事がある。
モミモミ効果恐るべし。・・・今年はもう確かめる術も無く残念ではある。
蛇足だが、ヒルは丈夫だと言う研究内容もあった。私も岩魚を釣って確かめたが、ミミズや川虫など一匹釣れば餌は傷んで使い物にならないがヒルの場合、3匹釣ってちっとも傷まなかった。皮膚が強く釣り針を刺すのも困難なくらい固い。岩魚が噛みついたくらいでヒルの皮膚は痛まないのだろう。因みに3匹釣ったヒルは針から外すと尺取り虫の様に動いて逃げた。
画像1 昔釣った鈴鹿の岩魚、27cm程あった。元々の目的が山歩きなので、写真だけ撮ってお帰り願った。
画像2 写真中央に山ヒル。何とか釣り餌になるくらいの大きさだが画像1の岩魚とは無関係。
ヒルは苦手で、夏季にヒルがいそうな処には行かないようにしています。
私の経験では、樹木の枝にいるヒルを見たことがありますので、木登りもすると思います。
また、顔、肩、頭などについている人もいましたが、状況的には下の靴から這い上がったとは考えられませんでした。そうであれば、樹木から落ちてくる、または体が枝に触れた時に乗り移ったのかなと思います。
コメントありがとうございます。
そうですか、私は一度も木にいるヒルを見た事がありません。
ヒルは結構なスピードで動きます。
ある人の観察では1分間に7,80cmも動いた(登って来た)と聞いています。首筋など噛まれると上から落ちてきたと言う人がいますが2,3分で首くらいに到達するようです。
私が鈴鹿や比良や京都北山で木の幹に放して試した限りでは全部のヒルが下に降りて行き、木登りしたヒルは一匹もいませんでした。
昔、6月の鈴鹿で一踏み20匹くらいのヒルが蠢いている所を通過しました。その時、めったやたらに噛まれ、それ以来少々の事では驚かなくなり、今ではヒルは山にいるものとして山歩きしています。
ヒルはかなり丈夫で靴で踏んだ位では潰れません。私の観察では靴の裏側に付いた蛭は横に回りやがて足に登って来ます。その後、ズボンの内側に入るものは靴下辺りに噛みつきます。外側を這い上がったものはお腹辺りか更にシャツの上を這い上がったものは首辺りに噛みつきます。これが現実だと思います。蛭に噛まれても殆ど痛みは感じなくて満腹した昼が逃げてから血が滲んで気が付きます。困ったものですよね。
yasuji-さんの見かけた木に登っているヒルはかなり珍しいものかと思います。
一度そんな貴重な体験をしたいものです。
参考ですが、樹上のヒルを目撃したのは、梅雨・6月の丹沢・葛葉川本谷でした。
丹沢は神奈川出張の時、何度か登りました。途中で、ヒルを見かけたので確かにあの辺りヒルの密度は濃そうですね。
来年のヒルの季節には樹上のヒル探して歩いて見ます。
この本、私もとても面白く読ませていただきました。
木から落ちてくる、鹿が原因、などの通説が覆されましたね。
色んなことがなるほど、と思う内容でした。
これで、どう対策したらいいのか、ばっちり(のはず)。
だけど・・・、手のひらモミモミ、コロコロは・・・
体や靴に着いたのは、ピンとはじいて取っていますが。
因みに私は、今まで被害なしです。
手の甲まで達していた事もありましたが、セーフでした。
一生未体験で良いと思っています。
被害無しとは凄いですね。私など何度か家まで連れ帰り、家人から白い目で見られています。大抵はこんな所には居ないだろうと勝手に思い込むせいかと。
本を読んだのがヒルが冬眠する頃なので、モミモミは来年の楽しみにしておきます。
今年は鴨川の南側、十三石山の西側斜面で数匹見かけたので来年は何処で出会えるか楽しみです。ひょっとすると盗人谷辺りでも。
鹿説ももそうですが、カエルと言う話しも知りませんでした。
また女性が使うストッキングも目が細かいのでヒルが皮膚に噛みつけないと言う話しも驚きでした。こんな話しからも、どちらかと言えば男の方がヒルに対して不利な気がします。今後も長靴で、モミモミ運動の練習しますね。
僕が言うのもなんですけど、読んで頂けましたか?ありがとございます。(^^)
なかなか面白い内容でしたよね。
長年の謎が解けてよかったです。👍
yjinさんや、みなさんのコメントを拝見しているど、来夏にヤマビルに出会うのが楽しみになってるんじゃないか?って、笑ってしまいましたよ。
昨日、僕は今までで一番ヤマビルを振り払ったルートを歩きました。当然、今は皆無でしたが、本当にヤマビルはどこで越冬してるのかな?って、本を思い出しながらあるきましたよ。(^^)
なかなか役に立つ本でした。
皆さん山蛭を嫌がりますが真ダニに比べれば優しい生き物かと思います。たとえ噛まれても病気になるわけではないし掴んで引き離せばちゃんと取れます。
真ダニの方が噛まれると困ります。大抵はピンセットと虫眼鏡を使って自分で取りますが、取れない所を噛まれると悲惨です。皮膚科などに行きますが経験の無いお医者さんだったりするとネットで調べながら取ってくれます。何時ぞやは真ダニが何を血迷ったかオチンチンに噛みつき泌尿器科に行って取ってもらいました。その時、貰った抗生物質の副作用で二重の苦しみでした。
マダニにチンチンに噛みつかれたら、パニックですね。
高校生の時、南アルプスの沢でマダニに腕を噛まれました。噛まれた時は自覚が無く、血を吸われて大きくなって何となく違和感が生じてきて噛まれたことを知りました。その時は名前すら知らない虫に噛まれたとしか考えられなく、引き抜いたら食い込んだ頭部が残りました。まだ下界には下りれなかったので、ランボーのように自分でナイフで穿り出しました。Yjinさんのようにチンチンではナイフも使えずどうしたろうか想像すらできません、どうしたでしょうね(笑)
コメントありがとうございます。
真ダニには何度も噛まれていますが、自分で取れない所を噛まれたのは初めてでした。泌尿器科のお医者さんも初めてらしくインターネットで確認しながら取ってくれました。
こんな患者は珍しいのでしょうね。
私の経験からですが、鈴鹿の入道ヶ岳で木の上からヒルが落ちてきてカメラに引っ付いた、この山はヒルが多く雨模様だったので濡れている幹にはヒルが登ると思います、下山後上から落ちてきたヒルにやられて首に巻いていたタオルが真っ赤になりました。又、京都の峰床山でも上から落ちてきて手首を噛まれた経験をしています。面白いお話を有難うございます。
昔所属していたハイキングクラブでも山蛭が上から落ちてくる派と下から登ってくる派と両方の人がいました。上から落ちてくる派の多くの人は首を噛まれたから上から来たに違いないと言うものでした。私の経験からは木に登っている山蛭を見た事がありませんし、登らせようと思っても一度も成功していません。
手は私も二度ほど噛まれました。その後観察するとあの細いトレッキングポールを登って来る山蛭がいるのです。この執念には吃驚しました。
お早うございます。私の場合は本当に木の上の葉から落ちてきて驚きました😥
http://oginoyama.web.fc2.com/kinhyaku/nyuudo.htm
その時の様子です、気が向いたら読んでみて下さい。
丹沢山ではさんざんヒルにやられましたがこの時は下からばかりでした。
拝見しました。大変な目に遭われた様ですね。
木に登る山蛭が見たくて十数年来、捕まえては登らそうとするのですが、鈴鹿でも比良でも京都北山でも残念な事にまだ一度も成功していません。
まあ、こんなことは実際に見るのが一番だと思いますので議論はこのくらいにしましょう。貴重なコメントありがとうございます
そうですね、動画もないしね、念のためアメーバブログの発信元に意見を送っておきました、それではまた、有難う御座いました。
いささか古くなりましたが私も山ヒルの日記を書いてみました
https://www.yamareco.com/modules/diary/84093-detail-260192
何か参考になれば・・・。
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