今年になって山蛭が活動を始めたとの便りを聞いたがなかなか出会う事が出来なかった。それがやっと出会う事が出来た。しかしその出会いは衝撃的な出会いだった。
この時期になると長靴での山歩きが増えるが、その時は登山靴だった。何時もの様に足元を確認しながら歩いていたが、靴にもズボンにも地面にもゆらゆらと蠢く山蛭の姿は無かった。それが山蛭などいそうに無い明るく乾いた林道を歩いていた時、首筋に小さな痛みを感じた。そう、山蛭が噛みついた痛みだった。そっと手をやると首に疣の様に感じるものがあった。引っ張ると取れた。小さめの山蛭だった。
ほとんどの山蛭は足かお腹に食いつくのに何故だろう?思い当たる事が一つあった。林道に入る前の山道でザックを降ろして休憩した。その時ザックに付いたのだろう。
やっと出会った貴重な山蛭、早速親指と人差し指でモミモミする。1分ほどモミモミすると山蛭は大人しくなった。長靴の中で見つかる山蛭とそっくりな状態(少し縮んで動かなくなった)になった。そしてそのままモミモミしながら20分程歩いたら更に短く丸まってしまった。モミモミは偉大な効果を発揮した。モミモミを発見した小学生は偉い!
長靴の中は歩く度にズボンの裾の上下運動で軽くモミモミしている状態になるのだろう。私の経験では今日の実験結果と同じ状態の山蛭が長靴から出てくる場合が多い。ただ、長靴を脱いだ時の大人しい内に取らないと、わたしの様に運転中に足を噛まれ慌てて駐車地を探す羽目になる。
当日出会った山蛭は1匹だけだった様で帰ってシャワーを浴びながら点検したが何処にも山蛭の気配は無かった。あれは実に貴重な1匹だった様だ。
写真1 1分モミモミ状態、で直ぐには動かなかった。
写真2 更に20分モミモミ、更に短く丸まったままになった。
山蛭モミモミですね!
初耳なので、次回蛭に出会った時にやってみます♫
結構しっかり丸まるんですね!
昨年の山行で初蛭体験をしたのですが...
ちぎってみようと思い、伸ばしてみても、爪を差し込んでグリグリしてみても、凄い弾力でちぎれなかったので、次に捕まえたらモミモミしてみます〜
( ̄(エ) ̄)ノ_彡☆バンバン!
昔の日記にも書いたのですが山蛭は丈夫ですし皮膚も硬いです。以前に岩魚釣りの餌に使ったのですが3匹ほど釣っても傷一つ付きませんでした。真ダニと違い噛まれても病気になる事はありませんので気長に付き合ってみて下さい。
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