先日、レトロカーでの車中泊についての日記の中で、四国最西端の御籠島(大島)の砲台を写真撮影していた時、急に胸が苦しくなって動けなくなり、それ以来車中泊をしなくなった旨記述しましたが、その忌まわしい体験をした島と砲台の写真を貼付します。尚、写真を見て気分が悪くなっても責任は負いかねます。
御籠島と防波堤で繋がっている佐田岬は休日になると観光客で賑わいますが、遊歩道の途中の何ヶ所かに、左手に上がる石段や小径が現れます。これを上がるのは戦跡ファンや廃墟マニア位で、そこには陸軍豊予要塞佐多岬第一砲台の砲座や地下弾薬庫に続く砲弾の揚げ降ろし穴、円盤型の砲弾観測所(測距儀台座現存)等があります。
一般観光客は岬の燈台から引き返しますが、燈台から島方向の斜め下を見下ろすと、二つ並んだ横穴が開口しているのが見えます。これは洞穴型砲台陣地ですが、ここでも兵士が爆死しています。
防波堤で繋がった御籠島へ渡るには、高さ二メートル以上の柵を突破しなければなりません。
何らかの手段で島に上陸すると、南側の断崖上に向けて、磯をへつって行き、地蔵や沖合で難破した船舶の慰霊碑がある広場に上がります。
そこからは、燈台の斜め下にあったのと同型の洞穴型砲台が二基並んでいるのが見えます。が、この見学や写真を撮る際、私のように地蔵に供え物をしなかった場合、身体に変調を来すのです。
その広場から砲台穴までは崖で、道がありません。しかし若い兵士は上官に砲台へ整備に行くことを命じられ、案の定、崖から転落、亡くなったのです。
戦後の昭和26年、兵士の母がこの地を訪れ、地蔵を建立しました。
兵士の魂はまだ、荒波の中に彷徨っているのでしょうか。
こんばんは。
レトロカー泊はおやめになっていたのですね。
楽しそうだけど怖い思いをされたのでは仕方ないかな。
私も占いは信じないけれど霊は信じるから人が怨念を
残して亡くなったような場所は近寄れません。
marowsさん出そうな場所ばかり近寄っちゃダメですよ。
ついて来たらどうするんですか。
どうやって帰っていただくんですか。
tomuyanさん、占いや霊も、信じるものは救われる、とん汁飲めばあたたまる、です(なんじゃそら) 。
勿論、戦跡の中で御籠島のような所は飽く迄特殊ですから、普通の戦跡は楽しく探訪することができます。
例えば先日、tomuyanさんの白木山の記録にコメントした、周防大島の方の白木山高角砲跡からは絶景が広がっています。車で登頂済かも知れませんが。だから是非
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