私は今年春、尿管結石を患い、救急搬送され、48時間、一睡もできずにベットの上でもがき苦しみました。何十回も嘔吐しました。
40代以上で尿管結石になる確率は、男性で5人に1人と言われています。私もその「一人」だったのです。
尿管結石は生活習慣病の悪性のもので、当時の私の体重は70kg。99の岡村程度の身長の私からすると、この体重は身長170cmの男性であれば、90キロほどに相当します。
そこで食生活と運動が急務となり、前者は家庭料理では対応不可と思い、夕食を通販の冷凍健康弁当(おかずのみのタイプ)で最も安い、ミールタイムのものにし、毎回のご飯も、それまで茶碗に二杯食べていたのを一杯半にしました。
そして間食は一切やめ、ジュースもゼロカロリー・ドリンクに変更しました。
運動については、'90年代に購入していた油圧式足踏み機器を、両手にダンベルを持ったまま、毎日30分行いました。有酸素運動は、最低20分以上行わないと、脂肪に対して効き目がないからです。
この生活を一か月半続けた後、病院へ行って体重を測ると2キロ減っていました。
が、冷凍のおかずは油分が多いことや量が少ないことが気になり、足踏み機器も時間が長いことに嫌気がさし、やめてしまいました。
更に禁酒がこれ以上耐えられなくなり、焼酎のソーダ割を毎日一杯以上飲むようになりました。
そして夕食は冷凍ではなく、「ワタミタクショク」社のご飯付チルドの宅配ヘルシー弁当に変え、運動も二日に一回ほどの簡易腹筋と、就寝前のベット上でのひねり運動だけに変更しました。
宅配チルドの弁当は油も少なく、おかずやご飯も冷凍弁当より量が多いため、満足度は上がったのですが、それでも少々物足りないから、食後、アサヒフーズ社の5キロカロリーのせんべいやクッキーの小袋(16枚入り)を食べています。16枚でも80キロカロリーです。
それでも午後11時近くになると空腹になるので、茶碗一杯のご飯は食べてしまいます。「ご飯は太る」とか「就寝前に食べると太る」というのは誤りであることを知っているからです。
運動は最初、通販で購入した重り式の腹筋マシンやシットアップ・ベンチを使用していたのですが、それも面倒になり、テレビを見ながらソファーの足置きに座り、腹斜筋腹筋を100回、レッグ・レイズを数十回行うようになりました。
腹斜筋腹筋とは、上体を斜めに起こすやり方。通常腹筋よりウエストに効き目が現れます。ソファーに腰掛け、上体を寝かせた状態で行うと、連続100回は簡単。足首と膝の二点が支点となるからです。
レッグ・レイズは、寝た状態で足を上下に浮かす運動。これは腹斜筋腹筋の倍以上きつく、私は連続80回が限度で、通常は50回以下しか行いません。
これらの運動は最近、三日に一回程度しかやっていません。
就寝時は、身体を横向きにして寝て、思いっきり、上体を逆方向に背骨が「ボキッ」という音が鳴るほどひねり、10秒静止します。これを1セットとして、左右三回ずつ行います。
ダンスでもヨガでもそうですが、ウエストは「ひねり」行為を続けていると、細くなるのです。
この新たなスタイルを更に二ヶ月行った結果、計測は行ってないので、正確には分かりませんが、以前穿けなかったズボンが8本以上穿けるようになった事実からすると、ウエストは最低8cm細くなったことになります。
画像を見て戴いても分かると思いますが、尿管結石前まで、写真の作業用ベストは、着ると腹部がパンパンにはちきれそうな状態でした。が、今はお腹とベストとの間に拳が二個ほど入る余裕があります。
通常、ダイエットは、有酸素運動でカロリー燃焼力を高め、筋力トレーニングで代謝力を上げることが大切である旨、語られますが、私は有酸素運動を「ひねり行為」に置き換えたのです。「ひねり」は寝ながら、腹斜筋腹筋はテレビを見ながら。「ながら」と数分ほどの「超短時間」こそ、長続きする秘訣なのです。
中高年諸君よ、人生を諦めるな。marows式ダイエットで甦れ!
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