昨今、喫煙者は肩身の狭い立場となり、煙草代の値上がり等、好ましくない環境にある。が、これは煙草の本質を理解していないお上の愚行である。
一般には煙草は肺がんの原因であるかのように言われているが、これには病理的根拠はない。あるのは偏見的データに過ぎない。もし根拠があれば、先進国での販売は認められないのである。
例えば、日本に於ける死因の第一位に癌がなったのは昭和56年だが、喫煙率(男性)は昭和41年をピークに年々減少している。
更に全国一喫煙率が低い沖縄県は、全国一の癌発生率(昭和後期)となっている。つまりこれは、「煙草を吸い続けても癌にはならない可能性が高い」ことを示しているのである。
また、煙草の葉には抗癌物質・CBTも含まれている。だからこそ、80代以上のヘビースモーカーも存在するのである。
但し、短絡的に考えてはならない。例えば「食べ合わせ」的なことである。煙草と一緒に酒やコーヒーを飲用すると、内臓に悪影響を及ぼす。肺癌のデータもこの食べ合わせ的悪影響が関係するものと思われる。勿論、酒とコーヒー以外にも「食べ合わせ」の悪い飲食物は多種あるものと思われるが、そのような実験が行われたことはないからデータとしてはない。
が、いくら抗癌作用があるからと言っても、肌荒れ等の悪影響は免れないので、ニコチンやタールはできるだけ摂取しない方がいい。しかし煙草はやめられない、という方のために、昭和後期、画期的な喫煙剤が開発され、平成に入って特許を取得した。
平成5年10月特許公報掲載の「発明の詳細な説明」(特許を確認される場合は商品パッケージの認可番号を参照)には、大約すると次のような旨の記述がある。
『ニコチンの約80%を除去(タールも大幅減少)し、胃と循環器を保護し、心臓発作を避け、ペラグラ病を予防し、口角炎、皮膚炎、末梢血管障害を回復させるビタミンB群に転化し、煙(煙草の)と共に体内に吸収して健康維持を図ることができる』
煙にビタミンが含まれているのだから、当然副流煙も安全・健康的である。この喫煙剤を発明したのは元東京大学農学部科学科講師であり、この粉末をペルーの国立工業大学でも実験して効果が実証され、粉末を練りこんだ煙草が発売されている。
日本では薬事法等により、前述の効能を謳うことができないため、この喫煙剤が全国ニュースで報道されることはなかった。が、昭和末頃、関東、関西、名古屋、福岡等では商品のテレビCMが流された時期もあった。
この喫煙剤は複数の会社が商品化していたが、元祖は「パース」であり、その他「タバクール」や「シガポン」等が続く。
使用法は簡単で、煙草に火をつける前に、先端に喫煙剤(粉末)を少し付け、後はいつものように吸うだけ。一回剤を付けると、煙草を吸い終わるまで効果は続く。
パースの場合、一個税抜価格1,000円で、約300本吸うことができる。シガポンは容量がその半分以下で、値段も三百数十円。後者はかつてスーパーでも販売されていたが、今はどの商品も通販で購入するのが一般的だろう。
私は'90年代、胃潰瘍が複数できていたことがあり、いつも吸うきつい煙草(タール32ミリ)は吸いづらかったため、パースを付けると、普通に吸うことができた。
また、肺癌で入院している患者が、隠れてパースを付けて喫煙していたところ、検査に於いても喫煙の痕跡が全く見られなかった、という報告もある。
水商売の女性のヘビースモーカーは、肌荒れがなくなったと喜んでいる。当然喉が荒れることもないから、歌手や司会者にも朗報である。
喫煙者諸君、これからは堂々と胸を張って「健康のために煙草を吸っているのだ」と言おうではないか。
尚、コメントを書き込んだkoodoo氏は前述の公報が存在しない旨の誤ったことを書き込んでいた(それ故そのコメントは削除した)が、下記のURLには、公報のコピー写真を掲載している。調査や研究は真剣さが求められる。当方は'90年代、パースの代理店開発担当者に電話取材し、公的機関の資料等を送付して貰っているし、文筆家が客観的に取り上げた書籍も読破している。ネット検索程度で当該事象の全容が分かるようであれば、誰も苦労はしない。
http://ameblo.jp/kochi-romp/day-20100419.html
PS:今年春に尿管結石を患って以降、煙草は一本も吸っていない。
こんにちは。
「パース」「タバクール」「シガポン」は
同じ主成分(アスコルビン酸)なのですね。
marowsさんがご存知かどうかわかりませんが、
「タバクール」については平成18年10月19日に、
公正取引委員会から効果を裏づける根拠がないとして、
景品表示法違反(優良誤認)に基づく排除命令が出されています。
http://www.jftc.go.jp/pressrelease/06.october/06101902.html
私は元喫煙者ですが、公正取引委員会の判断に賛成します。
koodooさん、タバクールはパースを発売した親族が発売したものと言われています。パースは現在でも発売されていますから、広告や商品パッケージ等に問題はありません。
また、公正取引委員会だけの資料だけでなく、特許庁やペルー国立大学の資料も照らし合わせてみる必要があるでしょう。調査とはそういうものですし、上っ面のネット検索程度では何も判明しません。
消費者は真実を見分ける目を持つことが大切であり、口先であれこれ言うより、検証してみる(実際に試してみる)ことが肝要でしょう。
>利用者は真実を見分ける目を持つことが大切でしょう。
おっしゃる通りです。
当然、私も特許庁HPから当該特許公報をダウンロードしてチェックした上での判断です。
さすがにペルーからは資料を取り寄せてはいませんが(笑)。
特許審査は、新しいものであるか、とか容易に思いつかないものか、
といったことを見るだけであり、その審査において、データが本当かどうかなんて検証はしません。
だから、本当に効果があるのかどうか疑問なものもたくさんあります。
公取委の排除命令については、その後、異議申し立てから審判まで行ったようですが、審決も出て異議申し立ては棄却されています。
http://www.jftc.go.jp/pressrelease/09.october/09103003.pdf
科学的な根拠がある製品なら、なぜ認められなかったのだろう?
と、私は考えます。
十分な根拠(データ)があるならそれを示せば認められるはずです。
私個人としては、仮に謳い文句どおり80%のニコチンが除去できるとしても、
残り20パーセントのニコチンがある限り、
近くでは喫煙して欲しくないです。
koodooさん、「残り20%」の議論は当初からあることですが、この喫煙剤の場合、除去するだけではなく、ビタミンに変換するのですから、総合的には20%が除去されずに害になるのではありません。逆にプラスマイナスで言うと、プラス、つまり健康的効果の方が大きい可能性もあります。
そして公取の審議は喫煙剤に対してではなく、タバクールに対してのみであり、他商品を否定しているものではありません。商品ごとに各成分の配合具合が異なっているため、全てを一緒に論ずることはできません。
ペルー国立大学や発明者が所属していた機関から資料を取り寄せ、公正な判断をすべきではないでしょうか。
何度も言うようですが、害になるか否かはまず試されてから発言すべきではないでしょうか。上辺の意見であれば議論のテーブルに乗せるのは難しいのではないかと思います。
「自分はこう思っている、あなたの主張は間違いだ」というのは、心の中でそう思っていればそれでいいことではありませんか。ヤマレコでは特定の人物を評議員に任命している訳ではないのですから。
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