6年ぐらい前のある日、PCのモニターが見にくいなぁと感じて窓から空を見ると、目の前に無数の小さな黒い点が漂っているのに気が付いた。 これは只事ではないと速攻で眼科医院に駆け込んだ。
診断結果は、網膜が裂けて孔があいている「網膜裂孔」とのことだった。 加齢によるものとの説明だったが、原因はともかく、そのままにしておくと網膜剥離になる可能性があり、レーザーを当てて孔が広がらないようにするレーザー光凝固治療を受けた。 眼前の照射ヘッドから発したレーザーが網膜に当たる度、目の奥に軽い衝撃があるが、痛みというほどのことは無く、10分程で終わった。 治療費三万円也。 将来同じ眼で再発したら無料で治療してくれるそうだが、有効期限はあるのだろうか。
その後、定期的に検査(視力、眼圧、散瞳して網膜を撮影、ドクターによる視診)を受けている。 検査の間隔は徐々に伸び、今は3ヶ月毎。 前回視野検査をしてもらったところ、緑内障の兆候が見られるけれど、薬を飲み始めるとやめられなくなるので、とりあえず経過観察ということになった。 白内障の兆候があるというのは前から指摘されており、これからどうなるのか、一抹の不安。 今回の診察では緑内障についてはスルーされ、次回視野検査をするそうだ。 この視野検査、見える点が本当に見えているのか気のせいなのか疑心暗鬼になってしまい、苦手だ。
それにしても、この医院はいつも大盛況で、待合室にいる30人余りの患者が検査室、診察室を出入りしている。 診察前に1回か2回検査があり、最後の会計も含めれば一人3・4回、名前を呼ばれる。 ところが、ほとんどの人は呼ばれても返事をせずに、一呼吸二呼吸おいて徐に立ち上がる。 入学式の小学1年生ほど元気よくなくてもいいから返事をすれば、何度も呼ばれなくても済むのにと思うというのは余計なお節介。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する