サンライズと竹野旅館という目的を果たして三日目に帰ることも考えたが、折角松江まで行くのだから宍道湖の夕陽を見たいと思い、松江に宿をとることにした。最初に予約した宿が全国旅行支援の対象になるかはっきりしなかったのでキャンセルし、もう少しグレードが高くて2食付のところを予約した。 もともとこのような支援のことなど考えずに予定した旅行なので、そこまでしなくてもという思いもないことはなかったけれど、せっかくの機会なので利用させてもらった。
出雲から一畑電車で松江に向かったが、途中の平田という町に木綿街道という古い町並みが残ったところがあるということで、立ち寄ってみた、 電車を降りたとたんに激しい雨が降り始め、駅の待合室で小降りになるのを待って歩き始めた。駅からさほど遠くないところにあるが、通り全体が古い建物になっているわけではなくて規模は小さい。資料館は定休日で入れず、印象としてはちょっとがっかり。
平田の町に2時間滞在した後、再び一畑電車で松江に向かった。10年ぐらい前のこころ旅で、一畑電車の中で乗り合わせた小学生の集団に正平さんがおもちゃにされる場面があった。それを思い出させるかのように、小学生の集団が乗ってきた。小学校の前の駅で乗って一畑口で降りて行ったが、遠足というほどの荷物ではなかったので、課外授業だったのかな。
終点の松江しんじ湖温泉駅近くの宿に荷物を預け、松江駅に向かった。近くだからと歩いて行ったが、思いのほか距離があり、雨も降っていて結構大変だった。昼食後、さてこれからどうしようと考えた。天気の具合を見て屋根のあるところがいいのでは、それじゃ美術館にしようかとも思ったけれど、雨雲レーダーの予測では大丈夫そうだったので、予定通り、大根島の由志園に行った。花の盛りの時期ではないので大きな期待はしていなかったが、ダリアを浮かべた池とか手入れされた庭とか、なかなかいいところだった。 これから季節が進めば、紅葉が見ごろになりそうだ。
帰りはバスを乗り継ぎ、何とか日の入りの時刻前に宍道湖まで戻ってきたが、雲が良くなかったのか時間が遅すぎたのか、夕焼けを見ることはできなかった。宿に戻りコース料理を戴いて、歩き回った一日が終わった。
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