初めての寝台列車。音と振動で熟睡できなず、うとうとしながら駅に着くたびに目が覚めることが多かった。 浜松を過ぎてからは、何度かは運転停車があったようだけど、それなりに眠ることができた。 目が覚めたのが明石あたり。 岡山駅でのサンライズ瀬戸の切り離しの際にホームで購入したコーヒーを飲み、東京駅で朝食用に買っておいた弁当を食べながら、車窓から山あいの風景を楽しんだ。
米子に近づき、大山が見えるとの車内放送があったが、反対側の個室だったので残念ながら見逃した。 宍道湖もやっぱり反対側で見られなかったけれど、こちらは3日目、4日目に充分堪能させてもらった。 東京から12時間、10時少し前にJR出雲市駅に着き、一畑電車で出雲大社前駅に向かうべく、近くの電鉄出雲市駅に向かった。 この駅で買った「縁結びパーフェクトチケット」は使い勝手が良く、あとあと役に立ってくれて、買っておいてよかった。
終点の出雲大社前駅で降り、出雲大社近くにある予約した旅館に向かった。 本日の宿は竹内まりやさんの実家、竹野旅館。 まだチェックインはできないので荷物を預かってもらい、身軽になって観光に出かけた。 手始めに旧大社駅に向かったが、なんと保存工事中で見学できなかった。 事前に調べておけよって話だけれど、これも旅の面白さかも。
出雲大社に戻って社殿などを見学した後は、バスで日御碕灯台へ。 季節外れなのか観光客がそれほどおらず、観光客向けの店も食事をするところがひとつ開いているだけだった。 乗ってきたバスが折り返す時刻には間に合わないと思ってのんびり散策したが、さほど時間がかかることもなく、バス停に戻ってくると折り返しのバスが出たところだった。 これも事前に確認しておけよってことだけれど、急ぐ旅でもないので、次のバスの便までの1時間、辺りを徘徊して過ごした。
竹野旅館に帰ってきて部屋で寛いだあとは、お楽しみの夕食だ。 「神在月御献立」というコース料理で、12品が一皿ずつ順番に出て来る中、BGMに山下/竹内夫妻の曲が交互に流れて来るという、なんとも贅沢な時間を過ごした。
前夜よく眠れなかったために早々に床につき、二日目が終わった。
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