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これを読むと、ついついシキミの葉の表面に目が移り、「今の午前中はつやがあって、下山する4時ごろには光沢がなくなるのか・・・」と思ってしまう。登山の度に横を通過するのであるが、葉の光沢だけに注目して、この木全体について気づかないままになっていた。この登山口から開始すること30回以上にもなるけれど・・・。
先週ここから登っていると、花をつけているこの木を眺めていて、足を留めていたらいろいろなことに気づき始めた。『大きい！』『葉が普通のものより小さい』『陽が良く当たっているせいか、黄色っぽい』などなど。
「葉の艶が変化する木である」とだけしか思っていなかったものが、落ち着いて見渡すとこの木について、いろいろな見え方ができてくる。野草や自然を仲間と思い、山登りを楽しんでいたはずであったが、なかなか植物自身を偏見を持たずに観察することができていなかった自分を教えてくれた。
対人間でももちろんであるが、『色眼鏡』で見ないように気を付けたいものである。
�／硫μ腓離轡�ミ
�⊃生�寺の境内
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