今までずーっと気になっていたことが少し解決された様な

新型コロナ感染者の対応について、テレビでよく保健所の対応の様子が映し出されていました。これについてずーっと気になっていたことがありました。保健所の人たちは片手に受話器、他方に筆記道具を持って、聞き取ったことを紙に書いていました。今日、東京の自宅療養者サポートセンタの様子が映し出されました。彼らはPCを前にヘッドセットで、キーボードを打っていました。保健所はどうしてこの姿にならないのだろうと疑問でした。PCのプログラムには医療関係者、食事の配送業者、ホテルなどの宿泊所、病人の運搬業者などが連結されていると思います。これで全て関係者に連絡でき、対応が容易になります。これでかなりの手間が省ける？と安心しました。
日本ではどうしてこんな事がすぐにできないのか不思議でした。保健所では記録した紙を基に、各関係部署へ連絡し、確認したうえで、残業で統計データを国や県に報告するため、PCの表に打ち込むんだろうな？と思っています。これでは忙しいはずだと思っていました。
なんか、日本の会社の生産性の悪さを代表している様な気がしてます。

コメント

Kijo-Ash

日本は世界で類のない一億総中流終身雇用制年功序列の国でした。これは退職金制度なども合わさって学卒初任給を押さえることが可能で高等教育を受けた若手をラインに投入することが可能となり品質の良い製品を作り出すことができました。また、この際に現場職人やパートのお姉さま方とのコネクションができて会社側のポジションに昇格しても労働者と会話が可能になりました。さらに現場を知る経営者で的確な戦略を作ることが可能でした。仕事の質と報酬を切り離せたのです。
1990年代から年功序列や終身雇用が批判され、自分探し・同一職種同一賃金・輝く女性などで階級社会へと変化してきました。しかし、正しい評価が得られず諦めてしまった国民はなるべく効率の悪い仕事をすることが最善であると考えてます。ある仕事を創意工夫で半分の時間でこなすと指示通りこなしたときの半分の報酬になってしまいます。仕事の質が向上しているのに報酬は減ります。
インドや中東やEUでは生まれた時の階級でほぼ決まってしまいます。自由の国USでは学歴で決まります。日本は今の政府が狙っているUS方向か古い日本に戻るか経済界トップは決断しなければならない時になってます。

old-diver

Kijo-Ashさん
コメントありがとうございました。

guchi999

保健所に限らず役所関係の効率の悪さ、少しIT化すれば格段に良くなると思うのですが、なかなかそうならない。
確かに昔に比べれば少しずつ良くはなっているのですが、その遅さはもう致命的レベル。
デジタル庁なんて作ったのだったら、まずはこの辺から何とかすべきと思うのですけどね。
もっとも、そのデジタル庁も効率の悪い役人が作ったのだから、推して知るべしですね。

old-diver

guchi999さん
コメントありがとうございます。
問題は、政治家はもちろんのこと、官僚も適切なシステム仕様書が書けないことだと思われます。国が仕様も一緒にプログラム会社に丸投げすると、受けた方は国の医療に関するシステムは良く分からないので、作りようがなく、結果的にIT化が遅れてしまうと思われます。政治家や官僚には理系の詳しい人材が必要です。文系の東大出では対応できないのではないでしょうか？

としみず

　old-diverさん、こんにちは！

　保健所などでデータをFAXで送って、それをまた手で入力…　なんて超絶ムダ作業もありました。うちもゴリゴリにIT省力推進派ですので、主旨に全面的に賛成いたします。

　ただ保健所の聞き取りについては、患者側が理路整然と話してはくれなさそうですし、話が飛んだり二転三転するので、いきなりExcelシート入力はちょっとハードル高そう（あるいは重要な情報が抜け落ちる恐れ）　またたくさんのExcelシートを扱う立場なのですが、「ここに日付を入れて」と言っても「2022年頃」「7年後」「もうすぐ」！と入れられてハマったりも…（入力規則も微妙に使いにくい）　なので「一寸の無駄にも五分の理由」と思って、現場に受け入れやすい方法・間違いの起きにくい方法を心掛けたいと思っています💦

　最近は、OneNoteのように手書きの文字・絵も入力できるようになってきましたので（←使いこなせていない💦）、うまく省力化して欲しいですよね(^_^)

old-diver

toshimizu7566さん
コメントありがとうございます。そうですね、プログラムをどのように組むかですね。自分にも経験がありますが、例えば装置や機器の取扱説明書の場合、装置や機器を作った人が説明書を書きます。その場合、使う人の気持ちではなく、作った立場で作ります。よくあるのは使い方ではなく、装置のボタンやスイッチ等の機能や説明を長々と書き綴ることが良くあります。長々と読んでもすぐに使えません。つまり使う人の考えをもとに、すぐに使えるように、取り扱い説明書が作られなければならないですね。
例えばコロナ患者からの問い合わせがあります。その場合、まずはその人に固有の番号や記号を付けますね。（この患者はすぐに検索できるように住所、名前等で一致できるようにしておきます：患者は自分に付けられた番号を忘れる場合があるので）それから、症状などに関しては、すでに決まった聞き取り項目が分かっているはずです。その場合、患者の方から話させると長くなるので、こちらから質問事項を投げて、その答えを記述すのではなく、該当事項にチェックする様にすれば簡単になります（細かいことを省略したプログラムを作ると、使う人の負担が増え、間違いも起こります）。文章を記述するのはなるべく避けます（文章は書く人によってニュアンスが異なります）。こうすると、次に同じ患者から連絡を受けると、これまでの事項に必要事項を追加することで、必要なら入院などの展開が可能になると思われます。ソフトウエアの組み方は、使う人が主体となって仕様を決めなければならないでしょうね。使う人たちが直接又は間接的にプログラミングに関わることが重要ですね。