2017プレイバック③　初夏、稜線へ

2017年12月28日 20:34プレイバック（振り返り）全体に公開

G.W.の四国トレイルが終わり、心はすぐに夏山へ向かった。
とはいえハードな山行には体力が必要だ。

初夏、まだ梅雨の影響も激しくない時期に一人で八ヶ岳を訪れた。
贅沢に3日間の暇をとり、小淵沢から編笠へ登り、キレットから赤岳、横岳、硫黄岳の主稜線を歩いた。
本格的な山岳風景を久しぶりに目の当たりにし、くすぶっていた自分の中の冒険心に火が付いた。
「忙しくても山に行く！」
そんな戯れたことを考えた結果か分からないけど、今年はこれまでで最も山で過ごした日数が多かった(笑)

また今年の夏は、去年息子の急病で実現できなかった北アルプス縦走をずっと夢見ていた。
思えば、今年で良かったのかもしれない。息子も小学生になり、気力・体力ともに去年とは比べ物にならないくらい付いてきたと思えたからだ。

7月の梅雨明けも近いころ、甲府から広河原へ。
息子も大満足の白根御池小屋から草滑りを喘ぎながら登り、いよいよ肩ノ小屋から山頂へ。
あいにくのガスで大眺望はなかったが、静かに、その達成感を感じることができた。
同じ日のうちに北岳山荘から間ノ岳まで往復。
幸運にも青空が出て、まさに百花繚乱の稜線漫歩！
空身の息子も足取り軽やかに、天空の稜線を闊歩していた。

ちなみに南ア山行のあとに、ひとりで富士山を訪れたのと、秋に奥穂高を登頂していたので、今年は日本の標高ワン・ツー・スリーを踏むことができたのは何とも嬉しい出来事だった。

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写真1.6月の八ヶ岳稜線、オヤマノエンドウの花畑にて
写真2.北岳山頂にて、息子にとっては少ししんどかった山行
写真3.間ノ岳の稜線、初夏の風に揺れる花のみち

◆テント泊で六月の南八ヶ岳を縦走してきました
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1176192.html
◆息子と念願の北岳、間ノ岳へ　初夏の花咲く稜線漫歩
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1200182.html
◆日帰りフジサン
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1210438.html

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