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山行としては6月に越後駒ケ岳、7月は光岳と以前から目指していた山に登ることが叶いました。いずれもソロ登山でしたが、現地で出会った方との嬉しい交流もあり、充実した山行でした。
ちょうどガイドの勉強をしていた時期でもあったので、ガイドの視点で見るポイントが変わってきていたり、同行者にも安全を促す行動が自然にとれていたかな、とも思います。学んだことを、実行に移すことの大切さを、この年齢になっても痛切に感じましたし、相手あってこそのガイド業、豊かな自然があってこそのガイド業、いつまでもこの謙虚な姿勢を忘れないようにと心に刻んだ数日間でした。
7月はずっと挑戦出来ていなかった沢登りの領域に少しだけ触れることが出来ました。実際はまだウォーターウォーキング程度の内容でしたが、一般登山とは異なる体の使い方もあり、これはさらに体を鍛えなおさないといけないと痛切に感じます。
私の密かな望みとしては沢でタープを張って焚火をする「沢泊」なんですが、遡行する楽しさにも少しは足を踏み入れたような気がして、知らなかった世界が目の前に広がっている喜びを久々に感じました。
また、ガイド技術としてのロープワーク外部講習にも初めて参加し、これを機に本格的な練習を始めることになりました。
それまでロープワークは、結びの方法だけは何となく知ってはいましたが、それらを組み合わせ、顧客のガイディングやレスキューに活用することの難しさと面白さがあると知りました。
自分のためだけの登山では決して触れることのなかった世界がそこにはあり、自分自身の能力の低さを突き付けられた講習でした。
でも同時に、まだまだ学ぶべきことが沢山ある。そんなワクワクを感じた出来事でもありました。
〔過去日記:2024.7.23〕光岳小屋より
https://www.yamareco.com/modules/diary/39915-detail-335312
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