|
|
|
日本山岳ガイド協会の試験は年２回、6月と11月に東京と大阪で開催されていますが、昨年受験を決めたのがすでに夏を過ぎていたので、１１月の受験は見送り半年以上かけてゆっくりと学習してきました。
私が勉強しているのはいわゆる登山ガイドステージ�兇箸いΔ發痢�
ヤマレコユーザーさんでも資格としてお持ちの方が結構いらっしゃるようです。
願書の提出は事前に行うのですが、履歴書・経歴書のほかに、直近の健康診断の結果や、これまでの登山歴なども提出します。
登山経歴だけは無駄に書くことができるので心配ないのですが、いざ筆記試験となると緊張しましたね。
協会から事前にテキストや問題集を仕入れて、学習するわけですが、とにかく分野が多岐にわたるのと、文章量が多くって…
ま、それでも「基礎編」「実践編」「ファーストエイド」「雪山安全管理」と分野別になっているので、学習は順調にできたほうかと思います。
毎日の仕事が始まる前に１〜２時間勉強したり、休みの日に問題集を解いたりという日々が約半年くらい続きました。
この年齢にもなると、若いころより覚え進めるには時間がかかりますが、色んな人生体験を経て、学習したことの解釈はしっかり出来るような実感もありました。
何より実際に野外で見ていたり、感じてきた体験が多かったので、学びの深さにつながっていたかも知れません。
そんなわけで試験当日、東京の試験会場で受験。
登山ガイド�気篁崖戰�イドの方々とも共通試験なので、全部で70名くらいの規模感でしたが、意外だったのは、受験者の年齢層が高かったと思われること。
もっと若い方ばかりかなとも思っていましたが、私と同じ40代やそれ以上の方も結構見受けられました。
私もそうですが、みなさんそれぞれ使命感があってこの場にいらっしゃるのかなと思うと、不思議と緊張感も薄れ、勇気が湧いてくる気がしました。
幸い、筆記試験は無事に合格しましたが、その後も実地検定がたくさん控えているのでまだまだ気は抜けません…
翌月からはロープワークの外部講習なども受けることにし、クライミング関連の技術習得にも少しずつ時間をあてることにしました。
一次の筆記試験が終わった翌々週はひとりで新潟は越後駒ケ岳へ行きました。
２日間の慌ただしい山旅でしたが、地元の方との嬉しい出会いがあり、ここでは早速ガイドの学習で学んだことを活かすこともできたように思います。
庭のハーブやあじさいも緑の濃さを増してきて、いよいよ夏の到来か。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する