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テント泊縦走を好む私としては、このルートは天候などの条件が良くないと挑戦できないので、ここ数年は機会を伺っておりました。
そんな中、仕事仲間でこの計画に興味を示してくれた若者がおり、実行に向けて準備をしていました。
これまで息子以外と山岳地帯を縦走することはありませんでした。単純に数日の予定を合わせるのに難儀するという他に、ハードな行程へ誘うには相手への遠慮のようなものがあったのかも知れません。
よく、「山は逃げない」という言葉を耳にしますが、気力・体力には期限があります。
「あなたならまだまだ大丈夫ですよ!」と言われても、自分の中にある「熱意」にも変化があります。あまり先延ばしにすると、きっと自然と熱が冷めてしまう山がいくつかあるように思えるのです。
だから、期限を意識した目標を立てることは大切だし、その実行に向けてのプロセスってすごく大切だと感じるのです。
結局、今年大キレットへ行くことは叶わなかったけど、自分の中にはまだ熱意があるので、きっと来年か再来年あたりにはまた準備を始めると思います。
今までの登山もそうだったし、そういったプロセスの繰り返しはこれからもやっていくんだろうなと思ってます。
また、9月には危急時対応の一助になればと思い、消防署で行われる救急救命講習を受けてきました。日常生活での危急時対応なので、急病人に対する初期対応がメインでしたが、心肺蘇生のトレーニングはかなり久しぶりでしたし、AEDをまともに触るのも初めてでした。
こちらは3年に一度の再講習が推奨されているので、忘れずにおこうと思いました。
私は過去、電車に乗車中、目の前で人が卒倒したことがありました。幸い、ほどなく最寄り駅に停車したので、周囲の方とも声を掛け合い、救急車を呼ぶところまではできましたが、これから私がやろうとしているフィールドでは、自分自身の行動が目の前の急病人の生死を分けるかもしれません。
ガイドという職域にとらわれず、いざという時に冷静な対応ができるよう、日々の意識が問われているような気がしています。
そんなこんなで、この頃は暑さもようやく和らいできて、冬の実地検定に向けてのトレーニングを本格的に開始します。
恥ずかしながらほぼ独学で進めてましたので、とにかく良いとされる書籍を読み漁ってました…
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