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桜といえば西宮では、夙川が思い浮かびますが、甲子園口の武庫川沿いの桜もとても綺麗です。
兵庫県は平成3年度から平成12年度にかけて、瀬戸内海から日本海を結ぶ延長約170kmの河川沿い(武庫川〜篠山川〜加古川上流〜円山川)を約5万本の桜でつなぐ「ふるさと桜づつみ回廊」を整備しました。そして、甲子園口の桜並木は回廊の起点にあたり、石碑が建っています。上流、三田の約25キロも続く桜並木ほどではありませんが、JRから2号線の武庫川大橋まで約1キロ続く桜並木は、立派な木が多く壮観で、今日も大勢の家族が木の下でお弁当を広げていました。
「ふるさと桜づつみ回廊」には「ふるさと」という言葉が冠されていますが、卒業後もサクラが開花する頃に「ふるさとに戻って来て欲しい。」との思いがこもっているそうです。
さて、桜づつみ回廊の桜は植えられてから約30年ほどで、まだ、老木という感じではないのですが、桜の寿命は約60年といわれており、今後いっせいに老木化していくことが懸念されます。また、桜の伝染病であるテング病の蔓延も心配です。兵庫県の一大事業として、植樹された桜づつみ回廊、30年後はどうなっているのでしょうか、毎春、見守ってゆきたいと思います。
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