私が座禅岩に行ったのは昭和の時代だった、今から30年前。会社の行きかえりに見る道標「巨岩・奇岩」が気になっていた。いつか行かねばとの気持ちで会社が終わった17時過ぎの帰りがけに軽い気持ちで出かけた。日が長い6月だった。途中まで車で入り、座禅岩入口から登りはじめた。とにかく巨岩がごろごろしていた。帰りはなんとかなるだろうと、はいつくばって一番上の岩まで夢中で登った。さあ帰ろうと思ったが、登ってきた道が急すぎて降りるに降りられない。しかし降りねばと降りられるところを探し、下に下った。登ってきた道とは大分離れてしまったが、下に道が見えたのでとにかくおりた。もうそのときは暗くなり始めていた。懐中電灯もなく道なき道を、藪こぎしながらとにかく道まで降りた。この後どうしようと思いながら、ピバーク、家を見つけ電話を借りタクシーを呼ぶ、家に電話するなど。幸いなことに我が車を見つけ帰宅することができた。そのとき以来もう一度リベンジしようと思っていたが、できずじまいでいたところ先日hideさんが、私のリベンジを果たしてくれた。私もリベンジをしたいと、hideさんにお願いし、今回実現した。
足すくむ トラバースでも ロープありゃ わずかな支え 勇気百倍
大岩の 根本支える 大木の 生命力を 我ももらわん
大岩が 両脇に立つ あれみてよ かぶとの立ちに 似て見えるかも
あの岩に立つのはちょっと 不可能だすべすべしてる ロウソク岩だ
看板に 岩の名称 あるけれど どれがどの岩 ちっともわからん
このコース 山登りというより 探検だ ロープなしでは 安心できぬ
この道が 行けそうかもと 行くけれど 急駿な崖に 行く手はばまる
今回は 友のあないで 行ったけど わからず行った 苦労のたまもの
ロープを使ったのは雪の烏帽子岳、中小川、以来でしたね。威力を実感しました。「散策」、楽しかったです♪
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