2017-09-09笹山登山

5日前に二児山に行ったが笹山へは行けなかった。天空の池を間にして二児山と対峙している笹山も我が家から見える。行かなかったのは片手落。また、お友達も前回中アと南アの展望がよくなかったこともあり、行きたいということで、行くことになった。天空の池から登るのはおもしろみがない、行ったことがないコースを行こうとの私の願いもあって、笹山直登コースを行くことにした。相棒のhideさんは積雪期に登っている。急でささやぶコースだとは聞かされていたが、距離が短いので何とかなるだろうとの軽い気持ちで登り始めた。いざ登り始めると急坂にササが茂っている。積雪期には下る人があっても夏場には登らないのだろう。ほとんど道らしい道はなく、急坂でささやぶ、笹を踏み倒しての登りには苦労の連続であった。

急坂でささやぶ歩きと　聞いたけど道がないとは　思わないなかった　
このコース　けものの道が　あちこちに　本命人跡　見えずに苦戦　
（申し訳なさそに赤テープがちょっと見られたが、ほとんど積雪時以外は人が入らないのだろう。道なき道を行くことになった。急坂で笹をかき分け、踏み倒し、ササに隠れている倒木を乗り越えながらの登山が、こんなにも大変だとは思わなかった。）
やぶこぎは　ささ踏み倒し　倒木を　乗り越え進む　体力消耗

チョウの羽　周りのへりが　黄色だね　珍種と思い　カメラ構える
はじめてだ　キベリタテハだ　偶然に　調べてみれば　よくぞ出会った　（チョウの専門家なら大喜びであろう）　

森深く　鹿の鳴き声　聞きながら　じっと（目を）こらすも　鹿は見られず
角岩と　墓場のような　倒木は　この一帯の　特徴示す
GPS　途中で消えた　足跡は　太陽フレアの　原因なのか　
光線を　受けて輝く　コケの原　
サルオガセ　コケワールドは　兄弟だ　（靄（もや）霧の　多発地帯に見られる）　
天を突く　塩見の穂咲き　対称に　泰然自若の　間の岳見える
今日もまた牧場の中を　ショートカット　変化にとんだ　道がうれしい
天空の　池は我らを　待っていた　静寂の中に　景色映して

今日もまた　登山者見えぬこのあたり　ライダーのみが　通り過ぎ行く
草原を　じっと見つめる　友の目は　ショートカットの　機会うかがう