残雪残る42日前に烏帽子岳(南ア)に登った時と、登山道は様変わりして、縦走路の影以外は、登山道にはほとんど雪はなかった。隠れていた道標、登山道、山小屋はすっかり姿を見せていた。目指す、小河内岳は鳥倉林道からも見える。登り始めてから、下山するまで、ずっと小河内岳は我々を見守ってくれているかのようだ。始めて目にしたことだが、三伏から烏帽子、小河内岳の縦走路のハイマツの先端部が赤く変色していた。一体なんだろうこの変色はと思って、ネットで調べて見ると、どうも酸性雨の影響のよう。見ようによってはきれいだと思うが、ここにまでこんな影響があるなんて、とても信じられなかった。千葉から来ていた単独の人は、春、雪解けを待って咲く、なんとかヒメリンドウとやらにお目にかかるために来たという。残念ながらちょっと遅すぎたようで、花の痕形が見られたがとおっしゃっておりました。山の楽しみ方、各人各様いろいろあるのだなあと、改めて感じました。
肩筋の 痛み忘れる 山登り 目指す山 早くお出でと 語りかけ
また来てと 見送りくれる 小河内岳 あそこから 登って下りる はるか下
小河内から はっきり見える 鳥倉道 縦走路 残雪踏んで ウキウキと
赤焼けの ハイマツ目にする 縦走路 何だろう 赤焼けのマツは 初めてだ
きれいだと 言ってよいのか このマツを
ウグイスの 鳴き声ま近 姿なし さっき見た 景色はさらに くっきりと
午後の陽に 照らされ輝く 山の峰
たくましく ダケカンバの木々 横に伸び
春リンドウ 探し求める 花ハンター 2か月前 ふるえた道は 今はなし
2か月前 残雪深き 痕もなし 遠景と 花のアップが 良く撮れぬ
あれに見る 山の同定 今度こそ
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