今日朝、犬の散歩であまりの天気の良さに感激し、友人にどこか登山に行かない?と声をかけたところ、今日は単独で空木岳登山中とのこと。どうしようかなと思案。うん十年前初めて飯田風越山に登ったとき、頂上から少し下りたところの大岩の上で弁当を食べた記憶があるが、それから何回となく風越山には登っているがその大岩は見当たらないのでその大岩を見付けに行こうと思い付いた。ネットで調べてみると、頂上から少し下ったところに、日夏耿之介の「秋風や狗賓の山に骨を埋む」の句碑があるとのこと。これかも知れないと思い、まだ歩いたことのない、猿倉の泉から高鳥屋山経由のコースで愛犬ronを道ずれに風越山に登ることにした。猿倉の泉から高鳥屋山までは、歩き易い道であったが、高鳥屋山から風越山まではほとんど人が入ってないようで、やぶこぎの道が多かった。藪道は犬に限るとronを先に進ませ先導してもらった。何か所かの倒木越え、急で高さのあるところは抱きかかえたりしながら歩いた。やぶこぎが終わったなと思ったら、急に頂上の広場にたどり着いた。句碑は頂上から5分位下ったところにすぐ見つかった。その句碑の書かれた岩も大きいが、そのすぐ下にはもっと大きな岩がそびえていた。うん十年前に弁当を食べた記憶とはかなりイメージ的に違っていたが。
猿倉の 茶室に響く しし脅し
しし脅し 音響く道 登り行く
観音の 迎える道を 進む我
高鳥屋の 神社過ぎれば 道狭し
藪の中 続く山道 ロンに付け
クモの巣を 払って進む 登山道
日夏句碑 思い出よぎる 影はなし
まだあるぞ きっとどこかに 大岩が
躍り出た 目指すその場は 足の下
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