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「和名倉山 二瀬尾根登山道 崩落情報
反射板跡〜営林署小屋跡 幅30m完全崩落の情報あり
平成28年9月8日現在 補修の目処なし 通行危険」
との情報が出ています。
森林軌道跡の崩落ということで、もし切通しになっている軌道面のみが落ちているだけで、切土法面の方には問題がないなら、高巻きに残置ロープでも張ってやればなんとか歩けるようにできるかと思ったんですけど…
いざ現地に入って見てみると、土砂崩れ部分の斜度自体は恐怖心を覚えるほどではないのですが。土砂はまだ安定していなくてぐずぐずで、頭上には瓦礫が溜まっていて。さらに崩落現場から100mくらい上までが倒木帯になっている様子なので、まだどれだけ崩落が進むかわからない状態です。
そうなれば、今いる崩落際も危険で…恐る恐る後ずさりするしかありませんでした。
土砂崩れの向こうにも倒木帯のバリゲートもあるようなので、今のところとても安全に通過できる状況ではありません。
でも、もし将監小屋方面から二瀬への縦走で森林軌道まで下ってしまったら…無理をしてでもここを “突破”?! してしまおうというのが、疲れて下山しているハイカーの心情ではないかと思います。
しかし台風通過直後でその爪痕もそこら中で痛ましく、まだあちらこちらで水が出ていたり、大洞林道では自分が歩いている最中でも3度大きな落石の音を聞きました。
まだまだ崩落が進む危険は高そう
そういう意味では、もし二瀬尾根登山道を通過する予定をしている方がいたら、しばらく安全性が確保できるのを待ってから、あらためて計画をされた方がよろしいかと思います。
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