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UKボルトプレートというものが見つかった(写真左)
同様に、同じような黒い金属プレートも見つかった(写真左)
これらなら強度的には大丈夫だろうとテストしてみた。
10ミリのダイニーマのテープスリングでテストしてみると、力がかかると金具の穴に引っ掛かって回収不能の可能性がある。これはヤバイ。
そこで、エーデルリットの8ミリのテープスリングを使ってみた。これなら大丈夫だった。
次に、回収用のロープを少しでも軽い物とするために、値段は高いけれどメートル当たり22グラムという驚異の軽さのファイントラックのフローティングロープ(7.5ミリ)を使ってテストしてみた。すると、力を加えて変な動きをすると金具からスッポ抜けてしまった。残念だが到底使えるものではなかった。カタログのロープ径は7.5ミリだったが実際はほぼ7ミリぐらいだった。メーカーに電話して聞いてみたらやっぱりそうだった。
エーデルワイスの7ミリのパワーロープを使ってテストしてみるとスッポ抜けの心配は無さそうだ。カタログ径は7ミリでも実際には8ミリ近くあるためだと思われる。おそらく私はこのエーデルワイスの7ミリのロープと写真の黒い金具を使うと思う。ファイントラックのロープは軽くて強度もあり魅力的であるけれど、これを使う場合は、金具の穴を自分で小さく開けるなどしてテストを繰り返すことになるので非常に時間がかかる。今の私にはそんな時間はない。魅力的なロープだが仕方ない。
ファイントラック・フローティングロープ 7.5mm
【破断強度】1500kg 【重量】23g/m
エーデルワイス パワーロープ 7mm
静的引張強度:980kg
重量(g/m):32g
エーデルリッド ダイニーマスリング 8 mm ×90cm
強度:22KN
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【アンカー部分のショックアブソーバの自作案】
2ミリのダイニーマロープの引張強度は1020Nとのこと。約100Kgだ。
シングルで体重をかけて衝撃を与えるために飛んだら切れたので大体そんなもんだと思った。
この白いダイニーマのロープを使って写真のショックアブソーバのイメージのように、1本、2本、4本、6本というように長さを変えて束ねれば段階的に切れていくのでショックアブソーバになる。
束ねた上からは布テープで上手に巻いておけば大丈夫だろう。
これをアンカー部にメインロープをたるませてつなげばショックアブソーバとしてアンカー保護になると思われる。束ねる長さと本数は後日研究する。
市販のショックアブソーバを使ってもいいのだろうけど、テストして御釈迦になるのでもったいない。
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追記:
いろいろ考えた末、回収用ロープは8ミリのクライミングロープを使用する方向になりました。それにともない、金具はUKボルトを使おうと考えております。