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まあ、簡単に言えば雨が降って、私がその水滴として、ある高い山の稜線に落ちたら「あーれー」とお隣にいた水滴さんとお別れになっちゃって、私は太平洋に流れ着き、お隣の水滴さんは日本海に行っちゃうテキな話。
でもこの本は歴史や雑学がふんだんに盛り込まれていて、私の住んでいる分水嶺の話だけでも1ページに「へーぇ」ということが3か所くらいあるんです。
例えば大雪の旭岳は北海道で一番高い山で北海道の中心に位置しているのに分水嶺は通っていない。
なのに、千歳空港のそばの平地には分水嶺があって、まさに一昨日遊びに行った七条大滝が分水嶺のあたりだったんです。だから七条大滝の水は近くの支笏湖じゃなくて、遠いウトナイ湖に流れ込んでいたのね。
他にも北海道を探検した松浦武四郎の話や、分水嶺を通る山や市町村の様子なども書いてあって、この人の取材力ってすごいなとただただ驚くばかりです。
著者も山が好きなんだろうな。
活字中毒の私ですが、この本、「ヘーぇ」が多すぎて、やっと10日で北海道の部分を読み終えたところです。
山と歴史と雑学の好きな方にぜひ。
さすがJUDY勉強家だね
娘ちゃんの夏の自由研究に使えそうじゃない?(笑)
あ、七条大滝から流れ込んでいるのはオコタンペ湖じゃなくてウトナイ湖の間違い・・・カナ?
>chewさん
訂正しましたー(笑&恥)
>masanoさん
水別れ公園ってすごいネーミング!
雨の日に行って、落ちる水滴によって別れるところを見に行きたいかも。
好きな人とはいけない公園ですね。
そんな色っぽい話とはずいぶん縁遠くなりましたけど(遠い目〜^〜)
まだこの本の関西地区まで読めていません。
楽しみに読みすすめます!
はじめして
実は私は兵庫県に住んでいるのですが、
兵庫県には日本一低い分水嶺があるんです!
そこには水別れ公園っていう公園もあります
分水嶺っていうと高い山の稜線のイメージなんですが
そこはまったくの街の中で平地なんです
不思議です
でも、自転車も趣味にしてた時に明石から舞鶴まで走ったことがありますが、ほんとそこを境に登りから下りにきりかわって分水嶺を実感したことがあります
日本列島を背骨のように一本線が通っているんだと思うと面白いですね
JUDY-SAPさん、はじめまして。
すごく興味深い本ですねー。
ある都市の川が、たった2キロ程隔てて、
日本海と太平洋にそそいでいることが、
不思議で不思議でたまりませんでした。
この本を読めば少しは謎が解けそうです。
ヤマケイ文庫からも出版されて、
割と安価で手に入れられそうですね^^
minislopeさん
身近にもなぜここで?というところ知ると出てきそう。そこが面白いと思いました。
きっと山登りされているみなさんは気が付かないうちに自分の足で分水嶺を越えていること多いでしょうね。日本アルプス縦断なんてしたら、日本海側と太平洋側を行ったり来たりしていそうです。
頂を目指すのついで、雨滴の気持ちになるのも情緒あるかな(笑)
ヤマケイ文庫からも出ているとは耳よりでした。
情報ありがとう!!
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