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雨音で目が覚めました。
あぁ〜。とうとう雨になってしまったか。
しかも、並みの雨ではございません。
台風並みの暴風雨でございます。
ひょ〜。表に出れるんだろうか…。
と、心配したのもつかの間、がらりと天候が変わり、
日光が差し込んできました。
このコロコロと天候が変わるのも沖縄らしいです。
しかしこの晴れ間だっていつまで続くかわかりません。
なので今日はインドアで楽しめることがいいかな〜。
お宿のオーナーさんご夫妻に相談すると、
「読谷村のやちむんの里でガラス細工の体験なんかどう？」
はい、それいただきました。
やちむん＝焼き物
つまり、多くの陶工がいたり、共同窯があったり、
それぞれの売店で作品を購入できたりする場所で、
見学しながらぽてぽて歩くにはもってこい。
焼き物もだけど、ガラス細工がとても好きなので行ってみましょう。
その前に、ぜひ一度訪れてみたかった垣花樋川(かきのはなひーじゃー)へ。
全国名水百選に選ばれた垣花樋川は、南城市玉城の高台にあります。
豊かな水量がある湧水で、昔から生活用水として大切にされてきたのだそう。
近くに車を止めて、石畳の坂道を下って行くのですが、
ついさっきまで降っていた雨で滑りやすく、
しかもなかなかの急坂。
トレッキングシューズとストックほしい。
ロープ無いの？
昔の人はこんな坂道を下り、水を抱えて登っていたのか。
そして、ザーッという音とともに井戸というのか、
人工の川というのか、
ザンザンと透き通った水が流れる場所にたどり着きました。
見晴らしのいい高台からは海を望むことができ、
何とも気持ちのいい場所です。
しかも、この時だけ太陽が顔をだし、
水がいっそうキラキラと輝いていました。
はぁ〜。来てよかった。
素直にそう思いました。
そして、沖縄本島を北上。
読谷村のやちむんの里へやってきました。
どんよりと曇り空でしたが、
一つ一つの売店を冷やかしつつ、
焼き物を眺めるにはなかなか良いです。
しかし、焼き物とかガラスとか重いし、運ぶのに気を使うし、
お土産には厄介な存在。
さんざん撫でくりまわしつつも購入にはあと一押し足りず。
でも、時間を忘れてのんびり堪能しました。
最後に、やちむんの里からは少し離れますが、
お宿のオーナーご夫妻からお勧めされたガラス工房へ。
体験はあまり興味なかったので売店を冷やかし…。
いや。どうしてもほしくなって、
グラスを一つ購入。
小さなガラスの器をおまけに付けてくれて、
お値段以上に満足いたしました。
それにしても、天候が回復しません。
海を見ながらぼーっとカフェでもと思いましたが、
どんよりとした海を見てもテンション上がりません。
それならばと、「山系」と呼ばれる人里離れた山中にあるカフェを求めて
本部町へ。
まずは山系カフェの代表「やちむん喫茶 シーサー園」へ。
本当にこんなところにあるんけ？
と不安になりながらもくねくねと山道をあがっていくと、
ポツンとあります。
お昼をだいぶ過ぎていたのでお客さんも少なく、
まったりと過ごせました。
ここではひらやーちー(沖縄風ネギ焼きっつーか、チヂミみたいなの)とコーヒー。
気分がのってきたのでもう1件。
これまた有名な「cafe ハコニワ」。
時間ぎりぎりにもかかわらず、
限定ランチが残っていたのでつい頼んでしまった。
しかし、難なくペロリ。
もう十分満足して、本日のお宿がある名護へ。
さすがにカフェのはしごで胃がはちきれんばかりだったので、
お宿の周辺を散策していたら、
こじゃれた草履屋さんを発見。
素朴な木の風合いと和テイストの鼻緒の組み合わせがどっぷりツボにはまり、
ついオーダーしてしまいました。
木型(草履の本体)、鼻緒、鼻輪を自分で組み合わせて、
自分好みの草履に仕上げていくのです。
1時間以上、あーでもない、こーでもないと悩みに悩みつつ、
最終決定した草履は、履き心地も見た目も抜群です。
このお店全く知りませんでしたが、
結構有名店だったらしいです。
http://www.irodoru.com/
「先週は夏川りみさんが来て、昨日は元speedのヒロちゃんが来たよ〜。」
ふぉ〜。出会いだなぁ、これも。
夜はお宿のオーナーさんはじめ、
地元の方々に交じってバーベキューに参加させていただきました。
三線のお師匠さんやらピアノの先生やら肩書も職業も様々な方々が集まり、
なんともチャンプルーな会でございました。
もちろん、しこたま飲んだのは言うまでもありません。
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