また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

ヤマレコ

HOME > angelinaさんのHP > 日記
2017年02月10日 21:31未分類全体に公開

私の癌という山

山仲間の方やフォロワーの方、私の山行記録がなく心配してくれている方、すみませんweep

実は、私、癌を宣告され、先日、大きな手術をいたしました。
転移や大きさ、癌のレベルも低いモノではなかったので、手術箇所や切除面積も大きなものとなりました。
手術は14時間と長丁場なものでした。
人生初の手術は、夢を見たり、途中で音が聞こえたり、不思議な時間でした。
現在、入院中で、手術箇所の腹部全面、左わき腹、腋窩、左胸部のしびれや痛み、めまいと格闘中。そして、左腕がほとんど動きません。毎日、リハビリも兼ね、歩行器を使って病院の中をトコトコ歩いております。

私は、現代の医療では癌は決して死に至る病気ではないのだから
と、最初、軽く考えていました。そうではありませんでした。
術後のICUで、全く動けず、全てが痛く、深々と長い不安を感じました。
ハイキング装備で厳冬期の山へ行ってしまった気分です。

私は今、「癌」という予想外に険しい山へアタック中です。
遠方からただ見ているだけの山だろうと思っていた山に、まさか自分が挑戦することになるとは夢にも思っていませんでした。
悪天候、岩場、キレット等のかわりに、痛み、麻痺、食事、副作用といった難所に挑んでいます。
この山では、軽装備や無計画は着実に命を失うことに繋がっています。医療というのもここでは重要な装備です。
あんなに元気に山を歩いていた自分、今度はどの山へ登ろうかと悩むことはあっても、山へ登れるだろうかと悩む日が来るなんて夢にも思っていませんでした。今は、普通に歩く、動くことがどれほど幸せな事だったか、身体あってこその登山と実感しています。

でも、山と同じように険しいだけではなく、励まされたり癒されたり元気をもらいことも多いです。
山仲間や友人、周囲の人々、家族。たくさんの人々から励まされて、頑張ろうという気持ちもたくさん沸いてきます。本当に感謝です。
病室に日々、花が増えて、今、色々なお花に囲まれていてとても華やかです。癒されます。
そして、雁坂小屋のメンバーやオーナーご夫妻(熊の束を持って)も訪れてくださったり、メンバーが綺麗なお花を送ってくださったり、メッセージをいただいたり、本当に感謝ですhappy02

私のアイコンでもあり、山が出てくる私の好きなニーチェの名言。
On the mountains of truth you can never climb in vain.
(真実の山では、登って無駄になる事は決してない。)
登山中に泣いても悲しんでも弱音を言っても何の役にも立たない。きっと、私の癌という山も、少しずつでも登って無駄になることは決してないはず。だから、治療や元気を持つことをあきらめてはいけないのだと信じて頑張っていこうと思います。

私の今の目標は、普通に歩けるようになること、そして、今、動かない左腕を動くようにすること、そして、また、山を歩くこと。

なので、山にマークをつけるように、この日記に記します。
私がこれから、リハビリや治療にくじけないように、これから頑張るため、自分の道しるべとしてhappy01

そして、
私も小さい手術で済む段階であれば、手が動かなくなるようなことはなかっただろうし、腫瘍や皮膚や筋肉までもを大きく切除することもなく、痛みも小さかったはず。また、すぐに元気に登山が出来ていたはず。
山を愛する人へ、山行計画、大事です。それと同じく、ご自身の健康計画も大事にしてほしい。
一人でも多く、癌という山、病気という山へアタックしなくてもすむように。心からそう願っています。

私のつたない言葉ですが、少しでも誰かの病気発見や健康計画に繋がりますように。
山を愛するすべての方の山行と健康が安全に素敵でありますように☆

angelina
訪問者数:1164人
-
拍手

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この日記へのコメント

登録日: 2014/4/2
投稿数: 719
2017/2/11 9:41
 RE: 私の癌という山
angelinaさん
はじめまして
私は2015年1月に腎臓癌により左腎摘出。
2016年4月に前立腺癌により前立腺、精嚢、リンパ節の摘出手術を受けました。
ダビンチ手術でしたので若いころの盲腸を含め12個の穴をお腹にあけました。
ほとんどオーストリッチです。
私もangelinaさんと同じように自分の人生に瑤詫蹐鵑任盍發倭瓦想定外でした。
健康診断の結果ら冗談だろうと思い、やばそうだなと思い、最後は覚悟をして医師からの告知に「ガーーーン!」とのけぞってみましたが、医師は全く笑わず見事に滑りました。
さすがに二年連続の癌には参りましたが、調子のいい時はハイキングを楽しんでおります。
山と同じです。
決して諦めないことです。
登録日: 2013/3/27
投稿数: 1122
2017/2/11 18:09
 RE: angelina様
angelina様

 こんばんは。大変久しぶりコメントさせていただきます。
 本当に、本当に驚いてしまいました。“まさか…まさか…”、の繰り返しです。60歳近くにもなり、人生経験もそれなりに豊富なハズなのですが、こういう時にどういう適切なコメントを差し上げて良いものか全く頭に思い浮かんできません、本当にすみません。ですので軽はずみなことは言えませんが、失礼なことであったり、不愉快に思われるようなことがございましたらあらかじめ深くお詫びさせていただきたいと思います。

 今回は大きな病気、そしてそれに伴う手術をご経験され、心からお見舞い申し上げます。また、14時間にも及ぶ長時間の大手術を済まされ、本当にお疲れ様でした。現在は術後のリハビリに専念されていらしゃるようですが、一日一日着実に回復に向かわれることを心より祈念申し上げさせていただきたいと思います。
 とはいえ、今回ご投稿されたangelina様の「日記」を拝見する限り、いつもながらのangelina様の文面と変わることないしっかりとした内容でもありましたので、既に相当ご回復されていらっしゃるのでは?とも想像しております。

 全くの根拠の無いコメントで大変恐縮なのですが、そろそろお誕生日をお迎えのことと思います。御座山の“ピーコ”ちゃんがそろそろ恩返しを兼ねてきっと素敵なプレゼントを届けに飛んで来てくれることと思いますよ!(もしかすると、ピーコちゃんの代わりに雁坂峠近くの“空飛ぶカ○ルちゃん”がお礼に来るかもしれませんけど…その時は!?)

 是非また「入笠山」でお会いできることを楽しみにしています(←angelina様はちっとも楽しみじゃないと思いますけど…)。その時は“快気御祝”として私が“おんぶ”して頂上まで連れて行ってあげますからネ!

 御入院中も素敵な笑顔でお過ごしできる時間が多くなっていかれることを心から祈念申し上げます。(ご返信等のご心配はなさらないでくださいね!“苦情”はお受けさせて頂きますけど…)
登録日: 2013/3/6
投稿数: 442
2017/2/13 7:57
 RE: 私の癌という山
borav64m様、メッセージありがとうございます。

borav64m様も癌の手術をされたとのこと、それも何度も。大変でしたねweep。お疲れ様でした。
私は去年末に受けた健康診断では何も異状はありませんでしたが、痛みを感じることが気になっていたので、病院へ行き、癌とわかりました。
食事にも気を使っているのだからと、自分に無関係な病気と勝手に思い込んでいたことが、今は不思議なくらいです。

私もリハビリを頑張って、また、山を楽しむことを願っています。
励ましのメッセージに感謝ですhappy01shine
borav64m様もお体お大事になさってください。
登録日: 2013/3/6
投稿数: 442
2017/2/13 8:16
 RE: angelina様
aochanman777様、こんにちはhappy01
驚かせてしまってすみませんsweat01

病気になっても、明るくポジティブに穏やかでいることは変わりないです。ただ、術後のICUの時は一人きりで痛みと不安が混じった時間を感じましたweep
今は皆さまからのメッセージにとても励まされています。心から感謝とありがたいと思う気持ちでいっぱいですheart02
癌とわかってから、自分が辛くてではなく、みんなに励まされて嬉しくてありがたくて涙することが多いですcrying

そういえば、もうすぐ私、誕生日でした。忘れていましたcoldsweats01
手術での細胞の検査結果がまだ出ていないので、結果が良いといいな。
そして、手術中に見た夢は、ピーコではなくうさぎでした。なぜかしら。

また、山を楽しめるように、頑張ります。
暖かなメッセージをありがとうございましたhappy01
登録日: 2007/10/5
投稿数: 417
2017/9/8 22:50
 RE: 私の癌という山
こんにちは
2年前にオーレン小屋でオカリナを教えていただいた親子です。日記を読ませていただき驚きました。体調はいかがでしょうか?
私は癌の告知を受けてから10年になります。リンパ節を通っているためリンパ節全摘出、肝臓にも影がある状態で、いまだに何度検査をしても白黒つかない状態です。
思えば結婚してから4度の手術を経験。癌治療の副作用で子宮を摘出してます。
髪がない時も山をあきらめられず、抗がん剤の合間を縫っては山に出かけました。山小屋では開き直りのつるつる頭でしたよ。主治医からは医者のいない、病院のない山は体調管理と無理をしない様にいわれました。
弱気になること、泣きたくなることがあると思います。その時はご家族に甘えてください。
登録日: 2013/3/6
投稿数: 442
2017/9/16 23:10
 RE: 私の癌という山
yayoi様、こんにちは。
メッセージありがとうございますhappy01
yayoi様も癌ご経験者だったのですねcoldsweats02そして、4度の手術や治療にご苦労されたこと辛く大変だったことと思いますcrying
私もリンパ全摘で、同じく抗がん剤で髪の毛がなくなり、開き直った後半はひな鳥頭でお散歩です(笑)
癌腫瘍が8.5cmで直筋皮弁の手術所サイズが大きかったのと左腕の麻痺がとにかく、まだ痛む日々ですweep
手術や治療による、ケモブレインや更年期障害、痛み等、色々な予想外のことにビックリすることもまだ多いですsad

せっかく病気になってしまったのだから(笑)と、少しでも誰かのお役に立てればと記したこの日記で、癌経験者の方々のメッセージやがん検診のきっかけになったというお話をたくさん聞くこともでき、嬉しく思います。
私は健康のために山へ登る人のほうだったのが、山へ登れるように健康を目指す人となりましたcoldsweats01また、元気に山へ登れるように日々、頑張っていますshine
yayoi様の「何度検査をしても白黒つかない」とのこと。私も癌に完全なるゼロ完治ということはないのだと病気になって初めてしりました。
yayoi様もお身体お大事にしてくださいclover

また、どこかのお山でお会いすることがあれば、どうぞよろしくお願いいたしますhappy01


ページの先頭へ