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デルタピークは非常に高性能で広角、スポットも230ルーメンでとても明るく、何より消費電力の少なさは特筆ものでコスパ的(3000円程度)にも最高でした。(唯一、バンドに耐久性がない、の弱点はあります。)
という訳でさっそく次期モデルの選定となりました。
必要とするスペックは、「夜間、小雨、霧の中を真っ暗な樹林帯の中を歩く。」です。
それには最低でも160ルーメン以上の光量がほしいけど、一番困るのは、道がわかりにくい場合です。真正面の状況判断には強力なスポットライトだけでも十分ですが、分岐やルートファインデングが常に必要な場合には、広角のライトを同時に点灯して歩きたい、と以前から思っていました。
ところが2灯のヘッドランプでもスポットと広角が同時に点灯するモデルは、今まで見たことがありませんでした。強力なライトを同時に2つ点灯すると、やっぱバッテリー消耗と危険なレベルになる発熱量が技術的に解決できないかなあ〜、と諦めていました。
好日山荘を覗くと、ありました!同時点灯!
店員さんに聞くと「このモデルは、登山には過剰装備、重いですよ。」と言われましたが、夜歩きが多い自分には、ジャストフィット、即買いでした。
無段階光量調整(とても大切!)、最大350ルーメンで120m先まで光が届き(凄すぎ!)、IPX5(IPX5とは、内径6.3mmの注水ノズルを使用し、約3mの距離から約12.5リットル/分の水を最低3分間注水する条件であらゆる方向から噴流を当てても、機能を有すること。防噴仕様、IPX7のように防水仕様ではない)と自分が必要としているスペックは、高い次元でほぼすべてクリアしています。
さらに遠くと近く(60cm)を見た時は光量が自動調整する機能付きのモデル「MS-C2」をチョイス。(C1は調整機能がついてない2灯モデル、1000円安い)
好日山荘の店員さんも、今、一押しのメーカーである「milestone(「マイルストーン」(道標、画期的な出来事の意味らしい)」で信頼性も高いし、必要なスペックをすべて満たし、店員さん曰く、「登山にはオーバースペック」の忠告も聞かず、迷いに迷い結局「距離センサー付き」のオーバースペックのてんこ盛り「MS-C2」を選択、定価の8800円で(税抜価格)で購入。
想定外だったのは、「単3が3本」と思い込んで買ったのに、家に帰って電池を入れようと蓋を開けたら、何と「4本使用」でした。確かに電池フル装備では結構重い

重量と共に、唯一気になっているのは「電池寿命」です。これが最大の欠点でしょうか。表示では「6時間」と非常に短い気がします。正確には1灯使用の100%の場合は6時間、2灯の350ルーメンのフルパワーの場合は、たった3.5時間、まあ、1灯の10%なら50時間とあるので、50%くらいなら15時間は問題ない程度、と考えています。まあ、3泊想定ですね。
その日の夜、暗い道をウオーキングしてみると、その高性能に驚嘆しました。スポットの方は「車のヘッドライト並み」と文句を言われました



まあ、まあ、最高レベル厳しい条件「夜、ガスが出た小雨の樹林帯を歩く」なら2灯の性能が絶対必要になってきます。
後は山に行くだけです

その後の使用レポートはこちらです。
「三俣山周回」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-946352.html
バッテリーの問題点が確認できました。
「黒岩ー泉水」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-949083.html
霧雨の中での使用が確認できました。バッテリーの問題も解決です。
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