ノドから手が出るほど欲しい登山ギア

ここ最近の山行でバリエーションルートや未踏ルートを歩く機会が増えてきています。
登山道でないところを歩くと急勾配を直登・直下降したり、枯れ葉で滑りやすい地盤だったりとストックだけでは難儀しそうなシーンに直面することがしばしばあります。
そんな場面で役に立ちそうな登山ギアを考えたところバイルが使えそうだと気づきました。
で、最近になって「沢バイル」というものが有るのだと知りました。
他にも「ゴルジュハンマー」と呼ばれるモノも有り、「沢登りなどでもバイルを使うんやぁ〜！」と驚きました。
(ホント無知ってこわいですねぇ〜(>_<) )

いろいろ調べていくうちMIZO(ミゾー)という日本メーカーから沢バイルやハンマーなどが数種類リリースされており、多数の登山家からも愛用されて事を知りました。
つい先日もある有名YouTuberであり、プロの登山インストラクターである栗山氏から「MIZOの流星が藪岩や沢では使いやすいですよ」とアドバイスを頂き、お値段を見ると万年初心者でド素人の私が到底手の出せる代物でないことを痛感しました。。。(;_;)

泣く泣く他に代替え品は無いかと物色したところロックテリクスから発売されている「ゴルジュハンマー」に行き着きます。
しかし長さや重量を吟味しますが自分にはシックリこない感じです。
他にいいものは無いかと更に検索するとシモンから「フォックスロック」というバイルが見つかりました。
サイズや重量をみると自分の考えるスペックにぴったり収まります。
早速ネット販売しているところを探しますが見当たりません。
どうも１０数年前に発売されていた古いアイスバイルのようで、既に廃版となっているようです。
ヤフオクやフリマサイトでユーズド品を調べると以前に売買取引きがあったようですが、今は出品されていません。

ストレートシャフトなので今のスノーアックスに近い形ですがアイスバイルです。
ヘッドはピック/ハンマーとなっておりバランスの取れたきれいな形をしています。
ハンマーも表面積を大きくとった形でハーケンの打込みも実用上問題なさそうです。
タイトルにも書いた「ノドから手出るほど欲しいギア」とはこのバイルの事です。
仮に入手できたとしても経年劣化でプラスチック部品などの耐久性はないかも知れませんが、美しい形をしているので鑑賞用としても優れた一品だと感じます。
でも実戦投入できるバイルを更に探し続けないと…(>_<)

画像１：MIZO　流星
画像２：ロックテリクス　ゴルジュハンマー
画像３：シモン　フォックスロック