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特に最近はスマホに入れた登山地図を使ってご自身の軌跡ログを取ったりされている方も相当多いと思います。
低温によりスマホの挙動がおかしくなり、地図情報が見れずGPS測距ができなくなるのは生死に関わる事なので絶対避けたいものです。
今回は衣服選びでのポイントをご紹介します。
最近の登山メーカーからリリースしているミッドレイヤやアウターシェルには胸ポケットが付属するものが多くなってきています。
これは従来の左右ウェストポケットがザックのベルトのせいで、使いにくなるため補足するような意味合いで設けられています。
このポケットに使捨てカイロ(またはハクキンカイロ)とスマホを収納して、首からぶら下げておくのです。
ポケットの容積がそれなりにあるなら、ひとつのポケットに両方を収納してもいいですが、スマホを取り出す時に一緒に引きずられてカイロが飛び出る心配がややあります。
より軽快に出し入れしたいならミッドレイヤにカイロを収納し、アウターにスマホを収納すれば、それぞれが単独となるため使い勝手はいいです。
衣服を選ぶ際の注意点ですが、ミッドレイヤもアウターシェルも同じ側にポケットが有るモノを選定することです。(当たり前ですが…^^;)
最近のモノはどのメーカーでも左胸側についていますので、さほど気にしなくてもいいかも知れません。
この使い方にはもうひとつ利点があり、ミッドレイヤにカイロを収納すると心臓周辺が暖められ、そこから吐出する血管(動脈)も同時に暖められます。
動脈が温められると体温低下が抑制されますので、寒冷下では有利になります。
あとは個人的な見解になりますが、カイロは使い捨てよりもハクキンカイロをお勧めします。
使い捨てとは発熱温度に大きな差がありますので、よりスマホや身体には有利に働きます。
-15度以下での山行にはぜひ試してみて下さい。(^_^)v
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画像1:クリマプラス シーリングジャケット(モンベル)
画像2:R2ジャケット(パタゴニア)
画像3:ハクキンカイロ
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