「雑草」の意味を調べてみたら

何故、そんな気になったのでしょうか。クソ暑くなり、道端は草もボーボーになり、夏になればよく目にする写真の草を、今年もまた目にするけど、この尻尾のような草の名前は一体「何」と呼ぶのかを調べたからでした。

「雑草」の「雑」の意味は「入り混じる」や「精密ではない」という意味もあるようですが雑貨や雑費で用いる「主要ではない」の意味を持たせた「雑」を「雑草」にあてたみたいですね。

「雑草」そのものの意味は「作物以外に勝手に生えて来る草」ということらしい。
つまり、人間にとっては主要ではなく、むしろ、お邪魔な存在であって価値が無い物というところでいいのでしょうかねぇ。

でも写真の尻尾の方は「粟」の一種で、脱穀して炒れば美味らしい。また、葉っぱの方はご存じのとおり、根は「葛」ですね。

口にするまで手を掛けないといけないというハンデは有りますが、どっちも「作物」には違いない。「作物」になるのを見逃しているなんて、なんて勿体ないと思いませんか。

これから軽はずみに「雑草」と呼ぶのは止そう、可能な限り「名前」で呼びたいと思うのでした。
「雑草」という名の草は無いはずですから。