今年JR東日本の「どこかにビューーン！」＋JREバンクの2000ポイント割引優待券を使用しての山行を三回行いました。4000ポイント（4千円相当）で新幹線指定席を往復利用できるのでかなりお得かと思います。
どこかにビューーン！は、当選した便の途中下車・途中乗車が可能です。例えば新青森駅が当選したとしても、当選した便の仙台駅で下車し盛岡駅から乗車することが可能です。したがって4つ提示される行き先駅が極力遠い駅であることがポイントかと思いました。ある程度納得できる駅が提示されるまで、何回もシャッフルしました。その結果、今年の3回の当選駅と実際の利用駅は以下の通りでした。
1回目 当選駅：仙台駅 下車駅：福島駅 乗車駅：郡山駅
2回目 当選駅：仙台駅 下車駅、乗車駅：仙台駅（当初予定は乗車駅は福島駅）
3回目 当選駅：大曲駅 下車駅：田沢湖駅 乗車駅：盛岡駅
上記の通り、2回目以外は、当選駅と実際に利用した駅はすべて異なりました。
手際よく進めるには、事前に新幹線対象各駅からの行きたい山リストを作成しておくことかもしれません。そうしておけば4つの駅が提示されたときに決断が早くなるかと思います。私の場合は東北の山々はほとんど訪れていなかったので、東北方面の場合遠くの駅が提示されれば、ほぼ山選択には困らない状況でした。
当選駅が決まったら、まず往復ともにそれぞれの当選便の停車駅を確認します。これ私のようなおっちょこちょいにはとても重要でした。いくら途中下車、途中乗車が可能といってもあたりまえですが、通過駅では下車・乗車できません。
また、並行して宿の選択に入ります。テント派の方や、避難小屋利用派の方々はここは省け、さらに後述する天気のリスクも軽減できるかと思います。どこかにビューーン！は利用日の21日前以降からでないと参加できないので、私のような宿もしくは山小屋派にとってはなかなか慌ただしくなります。宿がとれないから目標の山あきらめざるを得ないことがあり得ます。また早く決めるリスクは天気があります（当選駅が決まったら変更はできません）。したがって、ある程度天気が読める1週間くらい前が良いのですが、そうすると宿の確保が困難になるというジレンマがあります。
まあ、４つの提示駅の中で本意ではない駅が当選してもその駅を含めた停車駅を利用して楽しめるといったある意味「度量」があれば問題ないのでしょうが、私はその域に達しておりません。したがってシャッフルが多くなります。それでも本意でない駅が当選することはあるのでしょうが、幸い今年の3回については、不本意の駅が当選することはありませんでした。
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