今日とてもほほえましく、嬉しい光景に出合ったので、本来このサイトに投稿する内容でないことは承知しておりますが、他に通常投稿しているサイトもないことから、とにかく少しでも多くの方と共有したくなってしまい投稿させていただくことをお許しください。
今日もいつものとおり、仕事帰りにバスに乗車しました。その中で二つの素晴らしい光景に出合いました。
光景１．お母さんと思しき女性が、お子さん二人を連れて、下車しようとしました。しかし、お子さんの一人を乳母車に乗せていたため、混みあった車内でスムーズに下車できません。下車する前にあやうく扉が閉まりそうになった時に、お母さんが「降ります！」と声を発しました。その後ろからついていた男の子（乳母車の乗っていた赤ちゃんのお兄さんでしょう。3歳位に見受けました。）が、お母さんの声に続けて、「少し待ってください」としっかりと運転手さんにも聞こえる声で発しました。もしかしたら毎度の出来事で男の子も習慣になっているのかもしれませんが、それにしてもエライ！！
光景２．上記の出来事の次の停留所でのことです。おじいさんが乗ってきて、優先席に座っていた3歳くらいの女の子の前に立ちました。するとすかさず女の子が「どうぞ」と大きな声で立ち上がろうとしました。おじいさんは、それに対して丁寧に「次の停留所で降りるからいいよ。ありがとう」と答えていました。この子も本当にエライ！！
皆さんの周りでは、もしかしたら、しばしば見かける光景なのかもしれませんが、私は今回のような幼いお子さんの行動としては、どちらもはじめての経験であり、まさに私にとっては、キセキの光景でした。それを二つも同じ日に見れるなんてとてもラッキーでした。いっぺんに仕事の疲れが吹っ飛びました。私も子を持つ親の一人として、このように育てている親御さんを尊敬します。
他方、山行に向かう公共交通機関の中で小中高校生で部活に向かうと思しき、個人、団体を良く見かけます。一般的に彼らは座席が空いていれば、競って座る傾向にあります。それは優先席であろうが関係ない場合が多いです。彼らも疲れてはいるのでしょうが、そのような光景を見るにつけ、自分のことは棚に上げ、日本の現状・将来を憂いておりましたが、今日の光景を見て、まんざらではないぞ！！と勇気付けられました。しかし学生ばかり責められませんね！特に山行帰りでは、大人も競って座席をとり、その後お年寄りが乗車してきても、寝たふりの人が普通になってしまってますから。
今日出合えた光景が、キセキなんかではなく、日常茶飯事になるよう私も日々対応していかなければならいないと教えられもしました。
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