90年代になって年功序列や終身雇用制が否定されはじめられ自分探しなどのの言葉が流行った結果で派遣労働者が多くなった現代において、その収入は208万円(260日x8時間x1,000円/時間)程度です。昇給昇格もありません。41歳でもこの収入です。この場合の所得税が10.9万円、地方税が6.8万円、年金が19.9万円、健康保険が21.9万円で合計59.6万円です。住居が60万円、光熱費が12万円、通信費が3.6万円、食費が54.7万円(1.5千円/日x365日)で合計130万円です。残金が18万円です。山に登るどころかたまのビールも困難です。消費税よりも所得税と地方税と健康保険のカットの方がありがたいです。
国家公務員は平均の43.0歳で670万円です。年間労働日数は237日で1日7.75時間勤務です。公務員養成は国立大学の重要な役割の一つです。しかし、学費の安い国公立大学には事前の親の多額の投資が必要になってます。金持ちの子供でないと学費の安い高校や大学に行けません。公務員も時代に合わせて休日と報酬のカットで行政予算の削減の原資に回すのが良さそうです。
最近は多額の現金を相続するの若者も多いようです。もし、公務員や大企業従業員の生涯年収分程度の2〜3億円を受け継ぐと年間360日の休日も可能です。年金の19.9万円は必要ですが納税もなくて健康保険も5万円だけです。手厚い福利厚生を得られる公務員や政治家や企業と合わせて消費税以外に課税させる方法がないと思います。
現代において日本アルプスに行けるのは公務員等と先祖から受け継いだものがある人とJapanAs#1の頃に多額の貯蓄をした人だけです。戦前の登山は金持ちの次男坊の遊びです。昭和30年代になって労働者の登山が活発になったのですが、丹沢や奥多摩や谷川岳の弾丸登山でした。1950年代から1970年代生まれの庶民も気軽に日本アルプス登山ができました。時代が高度成長前に戻った感じです。夜行列車がなくなり近くて良い山の谷川岳も遠くなりました。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する