登山をする人からもしない人からも頻繁に単独登山を諫められる。つい最近もさほど近くではない方からたて続けにお叱りを受けた。SNSやヤフーコメント等で単独登山が山岳事故の一因との書き込みも多い。行政等も単独登山を避けるように指導している。しかし、いずれも根拠がない。
沢やゲレンデでは単独でロープを持つことはある。しかし、ビレーが必要なところを単独で計画することは基本的にない。力の揃ったメンバーの場合はポカや思い込みを回避でき良い判断ができる事はあるが重要とは思わない。諫める人はこのようなイメージは持っていないようで話がトンチンカンのことがほとんどである。
単独でもグループでも計画段階で許容できないリスクはない。事態を想定できるか、対応できる装備やテクニックを準備しているか、準備したものを使えるか、がチームでも単独でも重要である。想定できない危険やポカミスを乗り切れるかは運しかない。
批判する前に、もう一度「なぜ単独登山は避けるべきなのか」を考えて欲しい。
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