落とし物

先日の山行でハンカチの落とし物を見つけた。踏みつけられてドロドロに汚れていた。正直に言うならば、ハンカチのみならずマスクやティッシュ、時にはシャツなどなどが登山道に落ちていたりそれを見つけた登山者が木の枝に引っ掛けて行ったりしたものもある。そして個人的にはそれらを放置して来た経緯があるし、勿論それらの落とし物は故意になされたものではないと信じている。なればこそ、それらの落とし物は拾って処分をした方が良いのではないかと考えて今回はドロドロのハンカチを拾って自宅へ持ち帰った。確かにマスクやティッシュは躊躇って仕舞うが、やっぱりそこにあるべきではないものがあると言う不自然さが自分の中では優ったようだ。
前述のように木の枝や道標に引っ掛けておいても其持ち主が再び同じ場所へ戻ってくる可能性はどのくらいあるのだろうと言うのが個人的な意見なのだ。確かに高価なものは落とし主が告知をしているのでそれなりの対応の仕様があろうかとも思う。
次もできるかは正直自信がないが、意識はしておきたいと感じている。

コメント

kazanha

以前は登山道にキャンディの包みが落ちていることが多く、拾っていましたが、最近はずいぶん少なくなり、その代わりマスクをよく見かけます。マスクについては、私は基本的に拾うことはなく、木の枝に風で飛ばされないようにかけるようにしています（その他のものも基本的に持ち帰ることはしません）。
マスクを付けている人は、あまり山に登らない人だと思うので、その人たちが落とし物を回収することを期待しているのではありません。自分が木の枝にかけたものが残っていれば、以前の山歩きの記念のような感覚。ただし、いつの間にか木の枝にかけたマスクはなくなっています。その場合善意の人が回収してくれたのかと思うと暖かい気持ちになります。もちろん、いつまでも残っている場合には、自分で回収します（同じコースを繰り返し登っているので、また雨に洗われ日差しで乾いたマスクは回収しやすくなるので）。