バイクは23年前の古物で「カワサキ250cc(ZZR250)」カウリング付きの若い人が好む代物である。
子供がバイト代を稼いで積み立て、購入したものであるが、本人は急に大きなバイクに乗ったものだから、腕前が追い付かず年中転びまくり、出かけた先で転倒し、通りかけた人に助けられ病院に連れていってもらったこともあった。
幼児が自転車に乗るときの補助輪を付けようかとからかったこともあり、乗り回すことがなくなったのを譲り受けた。
年齢に似合わないバイクであるが、根っからのバイク好き、若い頃はオートバイクラブに入り旧碓氷峠を何分で下れるか競争したり、北海道、四国、九州をオートバイで旅行もしていた。
最近までは、リッター30km走る燃費の良さから勤務先への足としたり、単独登山では、登山口まで山道を走っていた。
バイクで快適だったのは、霧ヶ峰高原のビーナスラインを高原の風を切って走る、ヘルメット着用すれば、年齢は分からず若い人たちに紛れて走り回った。
数々の記憶や思い出をたどれば、走馬灯のように、映像が脳裏をよぎるが、人生を共に歩んでくれた愛車に乾杯、丁重に清掃して送り出した。
我が家も車を下取りに出す際綺麗にしてから送り出しました(3台乗り換えました)
昔、その話しを同僚にすると、使わなくなったり捨てたりするものを綺麗にする行為を馬鹿にしていました
私と同僚はひとまわり以上歳の差がありました(その当時の同僚は年上で50歳位)
気が合いませんでしたが、その答えを聞いて歳の差のせいではないと納得しました
今日も里山に登ってきました。長野県に住んでいると山が近いため、地の利は良いのですが、交通の便が悪く登山口までは、どうしても車の利用が多くなります。山仲間も高齢化で、腰が痛いの膝が痛いからと参加できなくなっておりますが。若いうちにもっと登っておけば良かったと思う今日この頃です。どうぞ若いうちに山を楽しんで、沢山の思い出を心に刻んでください。
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