奥茶臼(その3)アルプスの山々と命

爽やかな目覚めの時
ワクワクして辿る 深い森の小径

木々のすき間からは 澄みきった青空と
アルプスの山々が 果てしなく続く

遠く蒼々と連なる峰は
まだ夏の余韻を 残している

ここは絶えることのない
命の泉
朽ちた倒木さえ
新たな命を育んでいる

緑は無限の色に別れ 言葉ではつくせない

高く伸びゆくモノ
地を這うモノ
共に空間を分かち合い 時を奏でる

ひょこんと顔を出す
色鮮やかなキノコたち
その見事な造形美、、、神の御手

深々とした静けさの中に、、、紫の花
穏やかな風と光を感じる、、、癒しのオアシス

生きている、、、生きている、、、
みんな生きている！

全てが 美しい！
それぞれの個性はとどまることなく拡がり
やがて溶け合い、、、共鳴する
人も自然の一部に過ぎない、、、

森よ花よ、、、ありがとう！
空よ風よ、、、ありがとう！
みんなみんな、、、ありがとう！

驚き 喜び 清々しさ、、、感動 感謝に浸りながら
奥茶臼への径を 辿ってゆく、、、

観るもの全てに心を奪われ
不思議の国に迷い込んだように気持ちが揺れていた、、、

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(少し時間気にしないと帰りが大変ですが、、、)←陰の声
まだ山3つ越えなければならないのに、、、