山の神様(天は人の上に人をつくらず)-23

みんな仲良く平等に？
日本一モテモテの「福沢諭吉」さんの言葉ですが
「天は人の上に人をつくらず」
身分制度をたしなめた言葉ではなかったそうです

天「国」は、一部の人に頼って守って(保護して)貰うものではなく
「国民みんなが支え合ってつくらなければ成らない！」

文句ばかり言って自ら努力しない人達への苦言だったそうです

日本の国はまとめ役のリーダーによって治められてきました
民は奴隷ではなくリーダーが変わっても新しいリーダーの
民となるだけ、、、
「征服」という言葉の意味が元々の漢字の意味とは違っているようです

「征服」とは
＊子孫を繁殖させよ！
そして大地を満たせ！
大地を征服せよ！
そして全ての生き物を所有し 征服せよ！
(聖書、、、創世記)より

登山では山頂に立つことを「山を征服した」って聞きますが
それはどんな意味の征服かしら？

西洋と漢字の意味と「日本のヤマト言葉」
少し意味が違ってるみたいなので調べてみました

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山の神様って信仰は日本だけでしょうか？

古神道では深山にある水源や鉱山、森林などから得られる
恵みに対して感謝し
雄大な容姿や火山などに対して畏怖と畏敬の念をもち
山霊の依代として祀られています

仏教でも「空海-高野山」「最澄-比叡山」など
山への畏敬の念
修行や悟りを開く場所として聖地とされてきました

「日本書記」による征服者と民のお話

元々あったヤマト言葉に中国から渡ってきた漢字を
当てはめたので意味が変わってしまったものが
数多く残されているようです
「民」という漢字の成り立ちは
上の口の部分(口あるいは目)に下から針のような物で突かれて
喋れない、見えない状態にされた人(奴隷)を表しているようですが
日本の「たみ」という言葉は「田のみなさん」
「農作業してるみんな」という意味合いが込められていました

そしてタミをまとめるリーダーが
古代では天皇に当たります

第１6代仁徳天皇のお話
ある日仁徳天皇は里の方を御覧になっていらっしゃいました
「民のカマドより煙が立ち上らないのは
貧しくて炊くものがないのではないか？
都がこうだから地方はなお酷いことであろう」と
向こう3年の間、租税を免除してくださいました

3年後、、、里には煙がたなびいていました
「朕はすでに富んだ、、、嬉しいことだ」と言われたので
「変なことを仰られますね
宮殿は壊れ屋根は破れているのに、、、
どうして富んだと言えるのですか？」と訊ねると

「よく聞けよ！政事は民を本としなければならない！
その民が富んだのだから朕も富んだことになるのだ」
天皇はニッコリと微笑みながらこう申されたそうです

この話を聞いた諸侯は
「今では物を置き忘れても拾って行く人もないほどです
税を納め宮殿を修理させなければ
私達が罰を受けてしまいます」とお願いしましたが
それでも尚3年
税の免除を続けられたそうです

そして6年後
やっと天皇は税を課し宮殿の修理をお許しになられました

民は、、、促されずして材を運び、篭を負い
日夜いとわず力を尽くしてお互いに競うようにして
宮殿をまたたくまに、造り上げてしまいました！
＊故に聖(ひじり)の帝と称し奉る、、、、、、日本書記

仁徳天皇は大規模な土木工事や水田開発を行った記録が残されています
中国の宋の史書に「国内55ヶ国続いて60ヶ国以上征服平定」と
ありますが土木工事で亡くなった人の名前まで記録に
残されているのに戦死者の記録はなく、、、
戦えば味方にも戦死者があるはず、、、と推理
「船から身を投げた弟橘姫」のお話は有名ですね
記録が何もないのは戦争ではなく開発だったのではないか？

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日本史の中にある「征服」と間違えて伝えられているのは
「開発？」、、、ではないかと、、、推理です


日本書記の昔から、、、「天は人の上に人をつくらず」
他人任せにせずに支え合う、、、免税の恩に報いようと
一生懸命に働く人々の様子が伝えられ

たとえ創作の部分があったとしても

この様な政治の在り方が素晴らしいと
日本人の心を動かしていたことに感動しました

「日本書記」が知識人の間で読まれているとしたら
尚、、、素晴らしいことかも？

大規模な土木工事は一朝一夕にできるものではありませんから
まとめ役のリーダーと民とによって
日本の国土は開発されてきました
民の暮らしは貧しかったに違いありませんが
奴隷ではなかったようです

そういえば
大規模土木工事の結果、、、大量の土が余る
その処分に古墳ができたのでは？
というお話がありました、、、

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「征服」のお話に戻ります

「全ての生き物を征服する」という発想の中には
自然に感謝という気持ちはあるのでしょうか？

日本の国土で行われてきたことは
自然に対しても生き物に対しても征服では
ないような気がします

登山はもちろん
山の神様に感謝して自然を楽しませて頂きます！

日本の国はみんなで支え合って暮らしやすい
心の豊かな国にしていきたいですね♪

征服は、、、病気の征服とか？なら嬉しいかも？(*^▽^*)

＊追記
ヤマト言葉調べてたら
聖書のヘブライ語に戻っちゃった！

ヤマト(ヤ.ウマト)ヘブライ語で神の民の意味
ミカド(ミガド) 貴い人
主 (ヌシ) 長のこと
憎む(ニクム)
困る(コマル)
座る(スワル)
火傷(ヤケド)
匂い(ニオイ)
＊＊＊＊＊＊＊( )の中はヘブライ語の発音で同じ意味に
使われています
他にも3000語以上共通性がありました
(日常使われる基本的な言葉が音も意味も共通してることに
驚きです)子供は(ワラッベン)わらべに近い(笑)

遺伝子の中のY染色体にも共通性がみられるとか
調べ出したら興味がつきません

写真の菊の御紋はイスラエルの神殿らしいです
戦後GHQ が伊勢神宮を調べて他にも共通性を発見したとか

お話終わらなくなっちゃうわ！(*^▽^*)