「ありがとう」「お互い様です」-12

6月29日台湾の友人の元へメッセージが届いた。
「火傷の治療用ガーゼを送りたい！」
台湾新北市のレジャー施設爆発事故の報告を受けて
「富士システムズ」取り締まり役の
川口洋一郎さんが在庫全ての提供を打診
直ちに受け入れられた。
特殊なガーゼは火傷の治療に効果が高く
剥がすときの痛みや火傷の痛みを軽減することが出来る。
日本でも他社では作られていないらしい。

続いて日本からは
上限なく人工皮膚の提供
10人の医師と40人の看護師の派遣
臨床実験段階の組織培養設備を提供する他
火傷の患者の痛みを軽減するベッドを
5つの医療機関に各10床ずつ提供する。
＊報道は「311の時には台湾が巨額の援助を提供した、今回は日本が台湾に援助の手を差しのべた」と報じている。

これに対して台湾の人々からの多くのメッセージが届いています。

「ありがとう」
「すごく感動した」
「心から感謝します」
「なんてとこだろう、感動した
私たちは絶対にこの事を心に刻んでおこう！」
「お互いに助け合えるこうした隣国があって本当に良かった」
「日本のこうした援助に台湾はどうやって応えられるだろう？
311で援助したのは921での台湾に対する日本の援助に応えるため。
今度は日本にどう応えよう？」
「恩を感じます。ありがとうございます」

＊台湾メディアE T today より

それに対して日本からは
「喜んで貰えて嬉しい」
「早く良くなることを祈ります」
「困った時にはお互い様」
「富士システムズのしたことを誇りに思います。」などのコメントが寄せられました。

不幸な事故ではありましたが
「ありがとう」「お互い様」という
温かな心の繋がりに
優しい光を見つけられたニュースです。

新幹線の車輌の火災事件も含めて
怪我や火傷をされた多くの方の一刻も早い回復を祈ります。