毎日、北アルプスを眺めているとこの時期午後の発雷、落雷が気になる。遭難がないことを祈るのみだ。
自身の経験では、1965年1回生のWV初の夏合宿(7月中旬?)でのこと。
神岡新道から槍への計画。初日北ノ俣岳下の避難小屋近くに幕営した。
雨が次第に強くなり、テント廻りにピッケルで溝を掘っていた。その時、真横で発雷。雷光と同時にものすごい轟音。瞬間的にピッケルを離す(時は既に遅いが)。顔面蒼白でテントに潜り込む。この恐ろしさは忘れられない。
その2年後、西穂独標近くで松本深志高校の生徒が11人落雷で命を落とす。2年前に恐ろしいことを経験していただけに他人事とは思えなかった。
2008年夏、白馬岳三国境近くで落雷。一時2名(夫婦)が行方不明になってニュースにもなった。その時近くにいて一緒に雪倉岳避難小屋に避難した夫婦の男性が信州に同じく出向していた後輩であった。
下山後話を聞いたがやはり30分もしないうちの急変落雷だったようだ。
この話も身近の者が被災すると改めて怖さを覚える。
そのような事情もあり、最近は益々夏山に行けない。
午後の稜線歩きは特に要注意だ。
まだまだ落雷シーズンは続くので事故のないことを切に祈る。
雷の恐ろしさは経験した者でないと分からないと思いますね。
私も20年ぐらい前に寺地山と北ノ股避難小屋の中間点あたりで遭遇したことがあります。小学6年の息子とハイ松の根っこに潜り込んでやり過ごしました。地面から伝わってくる衝撃が凄くて、それが繰り返し繰り返しやってくるのだから、生きた心地がありませんでした。
その日は避難小屋で夜を明かして、翌朝北ノ股へ向かわず神岡新道を飛越トンネルまで引き返しました。登山どころでは無いと思ったからです。
ここまではワクチン接種4回目後の15分静養中に苦手なスマホで返信したものです。
雷は山では本当に怖いです。
皆さんの発雷、落雷で危険を感じた投稿がもっと増え、登る人に参考になればより危険が軽減される気がします。
経験談をどしどし投稿願えればと感じます。
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