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遭難から救出された人たちのドキュメントの本なんですがなかなか興味深い内容でした

北アや知ってるルートの例が多かった事もありますが、やはり山を登る人達には山岳遭難は避けて通れないので、実際遭難を経験した人の心理状況や状況判断など読みいってるウチにあっという間に読破しましたよ

ある1人が「遭難して初めてナンダカンダいって日常生活は社会に不満はありつつも、いろんなものに保護されて生かされていることに気付いた・・・」みたいなコトをおっしゃっていて「確かにそうだなぁ・・・」と思いました

遭難したら全ては自分の責任&判断で解決したければなりませんからね
あとは「遭難した時はどれだけ『生きたい』気持ちが強いかによって生存率が高くなり、即ち日常生活においても絶望感や悲観をもって生きてる人がいざ遭難すると生還率は低くなる・・・」みたいな事も・・・
話はそれますが前に読んだ「生存者(映画『生きてこそ』の原本)」と言う本を読んだ時も・・・
絶望の中でも強く生きる力を持った若者達が、やはり生きる手段を模索しアンデスの山を越える・・・言い換えると生きる為に「前へ前へと進む」「死ぬ時は前へ進みながら死のう!(映画のセリフの1コマ)」と生への強い執着をもって生き抜く術を見出す
という事が書いてあり、「なるほど」と思う半面、基本『ネガティブ(&根がデブ)』な自分はもし遭難と言う状況に立たされた時、強い意志を持って冷静に状況判断できるかなあ〜とこの二つの本を読んでいろいろ考えさせられたのでありました

−−−−− キリトリセン −−−−−
生還 山岳遭難からの救出 羽根田治 山と渓谷社
http://www.amazon.co.jp/%E7%94%9F%E9%82%84%E2%80%95%E5%B1%B1%E5%B2%B3%E9%81%AD%E9%9B%A3%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E6%95%91%E5%87%BA-%E7%BE%BD%E6%A0%B9%E7%94%B0-%E6%B2%BB/dp/4635178161
生存者 【生きてこそ=ウルグアイ空軍機571便遭難事故】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%82%A2%E3%82%A4%E7%A9%BA%E8%BB%8D%E6%A9%9F571%E4%BE%BF%E9%81%AD%E9%9B%A3%E4%BA%8B%E6%95%85
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