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山へ持ち出すのは、飲み頃の泡盛。
ストレートを ちびちびやるのが一番と言う泡盛の古老も多いが、いい酒は伸ばしても味が落ちない。山で氷が手に入らないから、湯割りにすると、ひときわ香りが立つ。
プラボトルが軽くて強く、平ペッタイからザックの隅に収まりやすい。湯割り二杯で寝るくらいで、強い方じゃないから、200mlで十二分。同宿した人に一杯勧めることもできる。
ぜんぜん呑めないと言う人でも、湯割りで立ち上がる香りに、
「あら、いい香りね。」
「ちょっと、匂いだけかがせて下さる。」
「飲んで無いのに、少し酔っちゃたわ。」
そんな目に会った事は無い。
実を言うと、泡盛を育てる人間にとって、それを誉められるのは、無上のよろこびなのだ。そうかと言って、手塩にかけたものを、ガパガパと飲まれるのも困る。
その点、山は理想的で「まずい!」と言う人に会ったことが無い。まあ当たり前だな。それにどんだけ飲んでも200ml。
この夏は、避難小屋に泊まるのを目標に、腰の不安を払拭したいと思う。
写真 みすぼらしいボトルだけど、中身で勝負。実際丁度いいんです。
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