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山行記録に、さらっと書いただけなので、覚えのつもりで、記そうと思う。
登山道(踏み跡)は山頂にそびえる岩壁の基部を 左上に続いている。
途中で 踏み跡が二つに別れ、緩やかで新しい方へ進んだ。ほとんど人の歩かない山で、新しい踏み跡というのは、獣道だった。
しばらく歩くと、藪が押し倒されている。熊の寝室だと直感した。獣臭が残っていた。
ドラマなら、刑事がベッドに手を当て「暖かいぞ!まだ遠くに行ってないぞ!」と叫ぶシーンだ。
少し進むと、新旧の大量の糞が有る。
熊の家は、ワンルームトイレ付きであった。
すぐ先でルンゼに出て、登ることしばし、固定ロープが有って、登山道に復帰した。
正規の登山道から、20m程離れているだけで、ふつうなら知らない近くに 熊が居ることを実感した出来事だった。
①山頂に岩壁を載せた雄鉾岳
②藪が倒され 獣臭が漂う 寝室だ
③新旧の糞 トイレ付きだ 間違いなく熊の家だと思う
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