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立ち木も無く、400m✕100mくらいの岩と言ってもいい。
35年ほど前に ダイビング雑誌に紹介されて、上級者憧涎のダイビングスポットとして 全国区になった。
弓ヶ浜周辺に ショップが5軒ほど有り、それぞれ ダイビング専用の大型ボートを泊めている。
それが、今昔の今。
一方 昔と言っても、海から付き出た岩だから それほどの歴史があるわけでもない。
170年ほど前 幕末に下田が開港する時、付帯条件として 神子元島に灯台を置くことになって以来のことだ。
50年〜60年くらい前、設備が自動化されるまで数人のスタッフが住んでいた!想像するにも 過酷な生活環境だ。
週一便の定期船が、水をはじめ 一切の必需品を運んだ。
自給できたのは、磯で釣る魚くらいか。
最近 知って驚いたのは、敬愛する ホロ酔い歌人 若山牧水が足跡を印したことだ。
あちこちに出没したひとだが、まさか神子元島まで・・・
灯台守をしていた同級生夫婦を 訪ねて渡ったのだという。
余りにも 何もないことに恐れをなした歌人は乗った来た船が戻る時に、それで帰ると言いだしたら 友人は激しく怒り 引き留めた。
結局 次の便まで一週間滞在したと言う。
友人の心情はわかるなあー。
待ちに待った友達が、来るなり帰るなんて・・
ほほえましく思えてしまうエピソードだ。
友有り
遠方より来たる
また 楽しからずや
写真は 石廊崎から見た朝焼けの中の神子元島
二枚目三枚目は弓ヶ浜付近か盥(たらい)崎付近から見たんだっけ
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