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1.椎名伸志(サッカー:カターレ富山)
私が手術を受けようかどうしようか悶々としていた10月に飛び込んできたのが、椎名選手が9月のJ3月間ベストゴールに選出されたというニュースでした。
https://www.jleague.jp/monthly_awards/2023/09/bestgoal/j3.html
そういえば椎名選手って膝のケガをしたことがあったはずだと思って調べてみたら、なんと左膝前十字靭帯損傷3回(高校・大学・プロ入り後)、右膝前十字靭帯損傷1回(プロ入り後)、計4回もの前十字靭帯損傷から復活していることがわかりました。
しかも、今回受賞したゴールシーンは3回ケガをしている左足での見事なシュート!!
https://www.youtube.com/watch?v=RuAJbdC9qmk&t=3s
このシュートの映像を見て、「私も復活できる、復活しなければ」と強く感じました。
2.ガブリエル エンリケ(サッカー:カターレ富山)
ガブリエル エンリケ選手は昨年10月に左膝前十字靭帯損傷の負傷をし、手術・リハビリの後、今年6月に公式戦に復帰しました(受傷から8ヶ月後)。
ところが、その復帰戦で再び左膝前十字靭帯損傷の大けがを負ってしまったのです。ガブリエル エンリケ選手の心中を思うと、胸が張り裂けそうです。
ブラジル出身の彼は、日本で手術を受け、母国に戻ってリハビリを行うこととなり、その渡航費に充てるため、支援Tシャツが販売されました(計204枚販売)。
私も1枚購入させてもらったこのTシャツには、
『頑張れガブ。俺たちがついている。共に乗り越えよう。』とスペイン語(ポルトガル語?)で書かれています。
このTシャツの言葉に追記するならば、
『ガブ、君はひとりじゃない。俺も前十字靭帯が断裂した。一緒に来年復帰しような!』
ですかね。
3.若隆景(大相撲:荒汐部屋)
若隆元・若元春・若隆景3兄弟の3男、最高位:関脇、2022年3月場所幕内最高優勝、2022年年間最多勝。
2023年3月場所13日目琴ノ若関との一戦で右膝前十字靭帯損傷(この一番は同体取り直しとなり、なんと取り直しで勝利!)。
2023年11月場所から復帰しました(受傷から8ヶ月後)。幕下まで番付が落ちてしまいましたが、是非再起してもらいたいです。
自分の体重も重く、相手の体重も思いっきり膝にかかるお相撲さんが受傷から8ヶ月で本場所に復帰したというニュースは、私を前向きにさせてくれます。
4.宇良(大相撲:木瀬部屋)
幕内で活躍していた2017年9月場所で右前十字靭帯を損傷。2018年9月場所で三段目から復帰しましたが、2019年1月場所で再び右膝前十字靭帯を損傷。それでも現役続行を表明し、同年11月場所で序二段から復帰しました。
その後、順調に番付を上げていき、(私が入院中に見ていた)2024年1月場所では、初三役として小結で相撲を取りました。千秋楽で決めた「伝え反り」には思わず「おーっ」と声が出たのを覚えています。
https://youtu.be/NuDi9wEtls4?si=YltH8nlrkttXU64-
5.ネイマール(サッカー:ブラジル代表)
2023年10月17日のW杯予選ウルグアイ戦で左膝前十字靭帯断裂。
私とほぼ同時期に受傷したことになりますので、ネイマール復帰のニュースを聞いたら、そろそろ私も!と思えるかもしれません。
ケガ2日後のインスタグラム「とても悲しい、最悪の瞬間だ。自分が強いことはわかっているけど、ケガや手術を経験することは簡単なことではない。」
6.中村憲剛(サッカー:元川崎フロンターレ)
2019年11月2日のサンフレッチェ広島戦で左膝前十字靭帯損傷。
2020年、公式戦に復帰した試合で得点を決めました(受傷から10ヶ月後)。
「あのプレー自体は今も全く後悔はしていない。」
→私も新潟焼山に登ったこと自体は全く後悔していません。
「普通に歩けたんですよね。歩いてみたら、何事もなかったように痛みもなかったんです。だからもしかしたら軽傷なのかもしれないなって…」
→私も同じです。ケガをした時点から約3時間かけて下山することができ、軽傷なのかもと思いました。
「自分が復活するまでの歩みを見せることで、残すことで、もしかしたらいろいろな人の励みになるかもしれない。自分が頑張ることで、僕も、私も頑張ろうと思う人がいるかもしれない。そうした思いが今、自分のパワーにもなっている。だからこそ、その時々の心境を知ってもらいたいとも思うのです。だから、戻れませんでしたというのはナシだなって。やるからには完璧に戻らなければいけない。」
→ほんこれです。私も「完璧に戻る!」
7.友風(大相撲:二所ノ関部屋)
西前頭3枚目で臨んだ2019年11月場所2日目、土俵下へ転落した際にお客さんを避けようとして右膝にケガ(前十字靭帯、後十字靭帯、外側側副靭帯の断裂、半月板損傷、大腿骨と脛骨の骨折)。内側側副靭帯と皮膚、血管だけで膝下がつながっているような状態で、医師からは「相撲への復帰どころか歩けるように回復すれば良い方」と言われるほどの重症。しかし、そこから4度の手術を経て、2021年3月場所で土俵へ復帰しました(序二段から)。2023年11月場所に幕内再入幕を果たしています。
8.中村親方(大相撲:二所ノ関部屋、元嘉風)
友風を励まし続けた親方です。自身も現役時代の2019年6月に故郷の大分県佐伯市にてキャニオニングのイベントに参加した際に右前十字靭帯を損傷。このケガがきっかけで、現役引退となりました。
9.東関親方(大相撲:八角部屋、元高見盛)
取組前に自分の体をたたく気合入れで人気を集めた高見盛。しかし、これはパフォーマンスではなく、2000年9月場所で右前十字靭帯断裂のケガをしてしまい、復帰後に、立合いでの恐怖を取り除き、気を引き締めるために始めたとのことです。
10.栃ノ心(大相撲:春日野部屋)
ジョージア出身の栃ノ心。前頭であった2013年7月場所で右膝前十字靭帯断裂・内側側副靭帯断裂を受傷。2014年3月場所で幕下から復帰。その後、徐々に番付を戻し、2018年7月場所で大関まで昇進しました。
2023年に現役を引退し、先日(2月4日)断髪式が行われました。
11.宮市亮(サッカー:横浜F・マリノス)
2022年7月27日、日本代表として出場していた韓国戦で右膝前十字靭帯断裂。
宮市選手も椎名選手と同様に4回もの前十字靭帯損傷を経験している不死鳥です。
「受傷直後、もう現役を終えようと思っていました。」
→私も一旦は、手術を受けずに登山をやめようかと真剣に考えました。
「自分は、やっぱりサッカーがやりたいんだなと、その時思い知らされました。サッカーが大好きだと。」
→サッカーを登山に置き換えれば、私も同じです。
宮市選手は、2023年5月から公式戦に復帰しています(受傷から10ヶ月後)。
12.廣田彩花(バドミントン:東京オリンピック日本代表)
2021年7月開催の東京オリンピックの1ヵ月前に右膝前十字靭帯を損傷。
装具を付けた状態で、オリンピックに出場し、大会終了後に手術を受けました。
13.野村忠宏(柔道:オリンピック3連覇)
アトランタ、シドニー、アテネで3連覇を達成し、北京への出場を目指していた時期に右膝前十字靭帯を断裂。
手術を回避したまま、国内代表選考会に出場するも代表に選出されず、この選考会直後に靭帯再建手術を受けています。
引退前は右肩や左膝の手術もあり、満身創痍でしたが、40歳まで現役を続行しました。
以下は前十字靭帯損傷ではないですが、私の心に残る選手たちです。
14.大谷翔平(野球:エンゼルス)
2018年に続いて今年2回目の右肘靭帯の手術。
来シーズンはバッターとして、再来年からはピッチャーとしても復帰予定とのことです。
15.貴乃花(大相撲:元藤島部屋)
2001年5月場所、14日目に右膝を亜脱臼しましたが、千秋楽に強行出場。
優勝決定戦で武蔵丸を破り、22回目の優勝を達成。
当時の小泉総理が表彰式で「痛みに耐えてよくがんばった!感動した!!」と絶叫しましたね。
16.照ノ富士(大相撲:伊勢ヶ濱部屋)
大関から膝のケガと病気のために、一時は序二段まで陥落するも、そこから復活し、現在はただ一人の横綱。
ここ数場所不調なのは膝ではなくて腰が原因のようです。
17.古賀稔彦(柔道:バルセロナオリンピック金メダル)
バルセロナオリンピック直前の吉田秀彦との練習中に左膝を負傷(内側側副靭帯損傷)。痛み止めの注射を打ちながら、金メダルを獲得しました。
写真は、ガブリエル エンリケ選手支援Tシャツ(カターレ富山HPから引用)と月間ベストゴールを受賞した椎名選手(JリーグHPから引用)です。
※前十字靭帯断裂からの経過は[日記]にまとめています。
https://www.yamareco.com/modules/diary/57764-category-30
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