前十字靭帯断裂27：リハビリと外来を卒業しました

今週水曜日（手術198日後）に入院中からずっとお世話になった理学療法士Fさんのリハビリを卒業しました。そして本日（手術200日後）、手術を執刀していただいた整形外科Ｏ先生の外来通院も終了となりました。

最終リハビリでは6月に続いて3回目の筋力測定をしてもらいました。
最大トルク（Nm）伸展→右104：左107＝97.2%
最大トルク（Nm）屈曲→右55：左63＝87.3％
という結果でした（私は右膝が患側で、左膝が健側です）。

さらに、ホップテスト（片足でどれだけの距離をジャンプできるか）は2回の平均値が、
右124㎝：左123㎝＝101％
と左右差ありませんでした。

ここまで順調に回復することができ、整形外科Ｏ先生、理学療法士Ｆさんをはじめ、病院スタッフの方々には本当に感謝しても感謝しきれません。今となっては、手術直後の痛みや足が思い通りに動かなかったこと、生活や仕事に不自由があったことも「喉元過ぎれば」で、だいぶ忘れてしまいました。

現在開催中のパリオリンピックでは、日本人選手の活躍が連日報じられていますが、私が最も注目したのは、金メダル3個、銅メダル1個を獲得した体操男子の岡慎之介選手です。前十字靭帯完全断裂の大ケガから2年3ヶ月後に素晴らしい躍動を見せてくれた岡選手からは大きな勇気と希望を与えてもらいました。岡選手がケガをした時の「落ち込まない。強くなるチャンスと捉えた」という考え方は、是非見習いたいと思います。

通院はこれで終了となりましたが、年内（術後1年）は油断や過信、無理をせず、再建靭帯を大切にして過ごします。今シーズンはハイキング程度にとどめて、本格的な登山は来シーズンに再開予定です。マラソンは徐々に走る距離を延ばして、今年11月にフルマラソンに復帰します（富山マラソン2024）。

写真は8月2日の読売新聞朝刊から引用させていただきました。

以下に、手術からリハビリ・外来卒業までの経過をまとめます。
1月22日：手術
1月29日（7日後）：松葉杖1本で退院
2月1日（10日後）：外来リハビリ１（松葉杖不要＋階段上りは1足1段へ）
2月6日（15日後）：外来リハビリ２（車の運転許可）
2月13日（22日後）：外来リハビリ３（エアロバイク）
2月22日（31日後）：外来リハビリ４（手術から1ヶ月経過）
2月28日（37日後）：外来リハビリ５（自転車許可）
2月29日（38日後）：外来受診１「少し水が溜まって腫れているが抜く？どうする？」→希望せず
3月8日（46日後）：外来リハビリ６（前後ランジ・左右ランジ）
3月13日（51日後）：外来リハビリ７（片足スクワット、外来リハビリの間隔が1回/2週へ）
3月25日（63日後）：外来リハビリ８（軽いジャンプ許可）
3月29日（67日後）：外来受診２「少し水が溜まっているが、抜くほどではない。まだ2ヶ月なので無理しないように」
4月9日（78日後）：外来リハビリ９（筋力測定１、ジョギング許可：直線＆平地のみ）ジョギング500m
4月11日（80日後）：ジョギング1㎞
4月22日（91日後）：ジョギング2㎞
4月23日（92日後）：外来リハビリ10
4月26日（95日後）：外来受診３「少し水が溜まっている。動きすぎです」
5月7日（106日後）：ジョギング3㎞
5月9日（108日後）：外来リハビリ11
5月10日（109日後）：上高地散策（1日歩数30000歩以上）
5月20日（119日後）：ジョギング4㎞
5月22日（121日後）：外来リハビリ12
5月24日（123日後）：外来受診４「少し水が溜まっている。走りすぎです」
5月25日（124日後）：黒部名水マラソン2.5㎞
6月3日（133日後）：外来リハビリ13
6月9日（139日後）：勝山恐竜クロカンマラソン3㎞
6月21日（151日後）：外来リハビリ14（筋力測定２）外来受診５「リハビリも外来も8月で卒業の予定にしましょう」
6月22日（152日後）：ジョギング5㎞
7月5日（165日後）：外来リハビリ15
7月17日（177日後）：外来リハビリ16
7月20日（180日後）：ジョギング7㎞
7月27日（187日後）：大阪キャッスルマラソン10㎞
8月7日（198日後）：外来リハビリ17にてリハビリ卒業（筋力測定３）
8月9日（200日後）：外来受診６にて外来卒業

※前十字靭帯断裂からの経過は［日記］にまとめています。
https://www.yamareco.com/modules/diary/57764-category-30