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2022年05月02日 16:53雑記全体に公開

少し竜口尾根、たっぷりツーリング、

連休が始まった、この3日、山行日和は30日の土曜日だけだった。でも、あまり山行へと気持ちが動かず、大峰山脈と台高山脈を眺めに竜口(りゅうご)尾根の又剣山へ行ってみた。奈良・上北山村にてサンギリ林道、橡谷西ノ谷林道へと進み、大峯奥駈道展望台を通り過ぎて登山口へと到着となる。既に標高1,150m、又剣山山頂は1,377m、往復1.5km程の距離なので取れ高不足でレコの作成にならない、ってか、GPSログも最初から採ってなかったし…。
登山開始から約10分で稜線に乗り、そのまま尾根を2段に登り進めば山頂へ到着となる。山頂には古びた三角点と新宮山彦ぐるーぷさんの設置した山頂標が迎えてくれる。
山頂から東の谷の向こうに広く構えた大台ケ原、その左に「中の滝」と「西ノ滝」も前日の雨により大きな瀑布が見えていた。同じく山頂から西に大峰山脈の山上ヶ岳、大普賢岳、行者還岳、弥山・八経ヶ岳の大峰オールスターズが望まれる。また、大峰と台高を繋ぐ大普賢岳から伸びる笙ノ窟(しょうのいわや)尾根と繋がる台高からの七窪尾根、その山腹に大台ケ原ドライブウェイが所々に垣間見える。好天ならではの眺望だった。
山頂のブナは芽吹きが始まったばかりだった、シロヤシオ(五葉躑躅)は新葉が伸び、あくびをするように葉を広げようとしていた。下山途中の展望地から大普賢岳〜釈迦ヶ岳〜笠捨山まで大峯奥駈道の6割ほどが一望できた。静かな竜口尾根で唯一5名のグループさんとお会いした、小処温泉まで縦走されるとのことだった。
下山後、林道脇の大峰展望東屋からもう一度、大峰オールスターズを眺望した。久しぶりで前回ここに来た頃が思い出せない、ただハチの巣があって近寄りがたかった記憶は残ってた。振り返り登て来た又剣山を眺めて、200m程の高低差で山行というには今一つだったかと…、往復1時間足らずの行動時間だったし…。

実はこの晴れを使って、かねてから願ってた酷道425号の未通過区間だった池原ダム〜尾鷲区間のツーリングを決行のチャンスだと思い向かった。長く通行止めだった国道425号であるが、昨秋工事が完了したが暖かくなるまで待っていたのなっ、意外なほどのツーリングライダーやドライブの車両が多かった。日本三大酷道にあげられる国道425号でどれほどかとドキドキしていたが、予想より良好な道路状況だった、一番の酷道区間は(奈良県)下北山村〜十津川村〜(和歌山県)龍神村の山岳部の方が醜く感じられた。初めて見た大きな坂本ダム、前日の雨で水量が増えた迫力ある「不動滝」「かくれ滝」を見れたのは良かったと思ふ。帰りは、(三重県)紀北から険道603号で大台ケ原・大杉谷登山口近くを通って宮川ダム経由とも思ったがエグイ細道なので遠慮して走りやすいルートで帰宅した。
朝は肌寒かったが午後からはポカポカのツーリング日和の一日だった。
翌日はまた雨だったが、。
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