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当駅は、東電原発フク1まで直線距離で「15.7km」地点。楢葉町は昨年9月5日「避難解除区域、帰村が可」となった。そういえば竜田駅から東へ数キロ地点の役場で万歳風景をテレビでみたような気がする。現在帰村の実態は数パーセント100世帯ぐらいか。除染による線量が下がったとはいえ核心地にあまりにも近い。
駅から下車する乗客、多かった印象。それぞれの目的地へいくのだろうか。小さな駅舎の正面に放射能飛散の量を測る「線量計」なるものがあった。もう一か所駅舎の外に出た端っこにも計2箇所。全村民避難100%から、除染も進み線量も下がり。帰村となったようだ。次の目的まで時間待ちが長く、海岸方向へウオッチ、普通に雨が降り傘をさしての行動。民家が数軒散見、人がいる雰囲気ではない。海岸に近づくと汚染除去の大型工事車両がどんどう行通う。工事現場の仮設家屋、目を凝らすと「除染課」の看板があった。更に海岸近くに接近、汚染土を入れた黒い袋が無数に置かれていて、雨除けのシートをかぶせてあった。
どういう作業しているのかわからないが、重機が鼻先を振り回していた。先のみえない除染作業気がめいる風景。
駅舎に帰ってきて。駅前の1軒の食堂正面は綺麗だが家周りはぺんぺん草。隣の家屋、おそらく民家だろう門が閉まっており人気がない。民家が立ち並ぶ役場の方面へと思ったが、雨がひどく断念した。
次の予定地、北方の南相馬(約50キロ)への「JR代行バス」がきた。本数は1日3本ほど、女性のバスガイド付き。バスは新品。大きな荷物を持った乗客軽装の旅人等10数人乗り込む。
出発時にガイドさんが”途中「帰宅困難区域」を走ります窓は開けないでくださいと注意を促す。絶対の言葉を言わなかった、そんなもんかと思った。フクシマ1の爆心地から浜通りを走る国道6号線、最接近距離2・5キロ。いいのか思ったが行かないわかにいかない。バスガイドさんマスクをする10:05バスが出発。乗客のマスク姿はなかった続く。
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