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電車に乗っても若者おしなべて下を向いてスマホでカチャカチャ本を読んでいるのは年寄りぐらい。別にいいけど。
で、テレビでコメンテータとしても出ている「幸田真音」著まいん女1951生まれ。時の書として売り出しているノベル。
天佑なり下も図書館の予約本、比較的早めに順番が回ってきた。
経済のキーワードが頻繁出てくるので一見取っ付き難いと思われがちだが、平易な文体は読み易く一気に下も読んだ。
是清の人となりをあまねく網羅されており、日清戦争の前後、戦争資金調達のためアメリカヨーロッパの何回も何回も足繁く通った。
昨今と違い現地に向かうだけでも命懸け、その行動力は卓越している。
閨房ものことも、さりげなく書かれていて、本妻は体が弱く、表現はおかしいが妾と同じ屋根で同居、子も複数なし精力も絶倫。そういったエネルギーが時の人として名声を馳せた。間違いない。
いまの日本のとどまることをしらない膨張した赤字財政、それを補う国債発行、緊縮財政の是清だったらどう立ち向かったか思いを馳せるな。
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