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うーー、うずうずする!!
で、ふと「そういえば山登りって、登る方がキツいイメージだったけど実際は下るほうがキツいかも」と思ったのです。
この前、うっかり踏み込んでしまった奥高尾の山道。
あれ、登りでかなりキツーー!って思ってましたが、腰の高さほどもある段差も、登りだから手の力を使ってはい上がれたのであって、下りも同じ道を帰っていたらどうやって降りただろう?と思いました。
そして思い出したことが!!
あれは20数年前の話。
北海道に行った時、カムイワッカ湯の滝という滝が温泉になっている(温泉が湧いてる滝?)があると夫が教えてくれてそこに行くことに。
その頃はまだ滝の下まで自家用車で行くことが出来て(今はバスとかのみ?)、下でワラジみたいなのをレンタルしてるおじさんがいました。
滝を、ワラジで??危なくない??
と、その時は思ったのです。
ワラジとか防御力弱そうじゃないですか?怪我しそう!
(でも、あとで考えると、ワラジとか昔の人が考えた装備ってすごいんだなー、滑りにくいんだなーとわかりました)
で、普通のスポーツシューズのまま温泉の滝登りにチャレンジしたわけですが、登りは意外とスイスイ行けました。
途中で鎖とかあるんですが、結構ボロボロで頼っていいのか怖いし他の人もほとんど使わずに登っていたので、岩場の窪みに手をかけほぼ腕の力で登っていました。
「キツいとかクチコミみたけど結構楽勝じゃん」
その時はそう思いました。
その時の私を叱りつけてやりたいです(TT)
どうやら4つの滝つぼがあり(今は1つめの滝つぼまでしか行けない?)まだ上に行く必要があると、どんどん登っていましたが、2つめの滝つぼの先が一方通行でなんだか渋滞しています。
見てると、どうやら下りてきたい女性がいるけど「ギャーギャー無理!無理!」と叫びながらにっちもさっちも行かない様子。
下で男性たちが滝の中に手をついて肩に足を乗せて下りてこい!とか手を伸ばして足を支えてあげたりしているものの、怖い怖いを連呼してなかなか下りられない女性。
「上れたのになぜ下りられないんだ?同じ経路だよね?」と不思議だったのですが、その理由は自分が下る時にわかりました!
まだ若かった私は体力に任せてヒョイヒョイと上まで登りました。
さすがに登りきったときは結構疲れてて、温泉に浸かるともう下りられないかも、と思ったのと着替える場所もなかったので(その頃は水着はダメだった。今はむしろ全裸禁止かな?)下ることに。
上れたんだから簡単に戻れるだろう。
登る方が体力使うし、帰りは楽勝!
そう、愚か者の私はなめてました!
下りの方がめっちゃ大変!!
先ほどみた女性が無理!怖い!と言ってた理由が自分にもよくわかる、痛感して、まさに同じようににっちもさっちも行かなくなってしまって泣きたくなりました(TT)
登るときは、手さえ何かに捕まれば体を引き上げることが出来ました。
でも岩場を下るときは、足が付かないとすんごく怖い!
しかも体を岩にくっつけてめいっぱい足を伸ばすため、硫黄成分の混じったお湯が目に入り染みる!
顔もお湯にさらされて痛い!
足が付かない!怖い!!
その時は先に降りた夫が肩を貸してくれ、自分の肩に足をかけて降りろ!と言ってくれてなんとか渋滞を作らずにすみましたが、その後も何度か夫の手を借りなければ下りられない状況がありました。
(途中で足を滑らせて下の滝つぼに落ちた人もいた!)
上れたんだから、降りられるだろう。
大間違いでした!!
登りと下りは、使う筋肉も違うし状況も違う!
その事をヒシヒシと感じたカムイワッカ湯の滝。
なぜあの日のことを忘れていたんだろう💦
あれから20数年……
ラペリングはある程度やりましたが、ロープあるから降りられるのであって、ロープない中途半端なやつが1番ツラいやつやん!って思っています。
またあの奥高尾の道にチャレンジしたいなーと思っていますが、下りは大丈夫かな💦
Sakura-sanさん、おはよう御座います。
「登り」「下り」の違いが使い分けられれば…もう「初心者」ではないですね
ただし、私も含めて「心は初心者」って方は多いと思います(笑)
理屈だけで言えば、「登り」も「下り」も同じ方法、姿勢、歩き方で通過できるはずなのですが…、やはり視線が変わる(頭の重心が変わる)ぶん、姿勢も微妙に変わるし、恐怖心が加わると「腰」がひけて、さらにバランスを崩し、スリップしやすくなるのがホントのとこだと思います。
もう、読んでおられるかとも思いますが「山の登り方」的な本や雑誌に書かれたことを身につく(無意識でできる)まで練習するしかないですネ(〃'▽'〃)
そう考えると、高尾山周辺の山は、いい場所だと思います。
山岳会にいた頃の練習の1つに3〜5mほどの短いザレ場の下りを、真っ直ぐ立ったまま下る練習をしたことがあります。
結局のところ足で体重を支えるのが基本なので「足裏」をいかにムダなく接地させて自身の体重を100%「足裏」に乗っけられるか、限界はどこか
Sakura-sanさんの日記にも書かれていましたが、一般の登山道はいい意味の「慣れ」も必要で、「歩く」というより「足を置く」って意識に変わると転びにくくなると思いますヨ。
長いコメントになって<(_ _)>スミマセン
カムイワッカ大滝には25年くらい前に1度行きました。懐かしい
おはようございますー!
何とOsanさんも行ってらしたのですね、カムイワッカの滝!!
25ねん前だとたぶん同じくらいかもしれません。
ワラジレンタルのおじさん、いませんでしたか?(*^^*)
カムイワッカのことを書こうと思って色々調べていたら、今はとても人気がありマイカー規制がされていることや、人気ゆえに経験のない人達が気軽にやって来て上の滝まで挑戦するから事故が増えて1の滝までしか行けないようになったことなどを知りました。
高尾山もそうならないよう、ちゃんと勉強して怪我や遭難しないよう気をつけようと思いました。
上りと下りでは歩き方を変えた方が楽だとか何となく知っていましたが、実際に調べてから登ってみると驚くほど楽になったりしますよね。
いやホント、学ぶって大事だなーと実感します。
足を置く、足の裏の設置を意識するというのもポイントなのですね!
次に登れたらそういうことも意識してみます(*^^*)
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