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殆ど著名な登山家のお名前しか分からなかった状態でしたが、エベレストへのアプローチの仕方が時代とともに違って来たこと、一昔前の世代のスタイルをどう変えて行くか、組織プロジェクトと個人など、盛りだくさんでワクワクしながら読みました。同時に山と渓谷社さんの情報発信のブレないスタイルにプロ意識を感じられ、流石と思いました。
最終章で取り上げられている、近年の動画配信については、私も心配なところもあり。毎日動画を見てコースルート研究で大変ありがたいのですが、中にはエンタメ優先で景色や食べ物のシーンばかりが目立ち、本当の山の厳しさや、悪天候での対処方々、撤退する勇気などが誤魔化されてしまっている気がするのですよね。。
それぞれ感想あるかと思いますが、良書としておすすめです!