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ここに記載されているのは、4月から12月の無積雪期の2000m級の山の話です。また私の独断と偏見に基づくものです。
何故か第一回は下着編です。よく山では下着が大切だという話を聞きます。山では下着は濡れてはいけない、濡れると気化熱により体が冷え、最悪の場合低体温症になる。これは我々もよく経験することです。山頂まで汗を流して登り、景色を見ていると10分ぐらいで寒気がしてくることがあります。しかし、外因(雨など)で下着が濡れるのは論外ですが、汗で下着が濡れるのは当たり前です。スポーツをしているのですから。人間の体の防御反応として、熱くなった体を冷やそうとして汗をかくのです。ですから、汗で下着が濡れるのは、そんなに神経質にならないほうがいいと思います。それよりも下着が汗で濡れても、早く乾く方策を考えたほうがいいと思います。私は、7月から9月までは、上はアシックスのTシャツ(ポリエステル100%、2枚で1,500円、ベトナム製)1枚で済ませています。雨の日は、この上に直接雨具を着ます。この時期はこの位軽装のほうが汗が早く乾きます。あまり多く着込むと、乾きにくくなります。この時期以外は、登山専用の薄い網目のTシャツ(2,000円ぐらい)を着ています。これも汗をかいても早く乾きます。下の下着も登山専用の薄い網目のもの(これも2,000円ぐらい)をいつも使用しています。
次には着替えです。私はあまり山で着替えることはありませんが、非常用として先ほどのアシックスのTシャツ2枚と下の下着の替えとして登山専用のタイツを冷凍・冷蔵保存用パック(商品名:チャックバッグ)に入れていつも携帯しています(主夫の知恵?)。これなら雨でも絶対に濡れることはありません。私は濡れて困るものは全てこのチャックバッグに入れています。皆さんどうぞ参考にしてください。
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